年末にプログラマーの友人と数年ぶりに再会し「お前ライターなのにキーボード拘ってねえの?」と嘲笑された事と、最近はPUBGにお熱なのもあり、ゲーミングに対応したキーボードが欲しいと思いかれこれ半年以上。
ついにキーボードを新調しました。
新しく購入したのは『FILCO Majestouch 2』というメカニカルキーボードです。
まだキー入力に不慣れですが、打鍵時の爽快感と確かなタッチ感がたまらなく良いです。
FILCO Majestouch2を選んだ理由
僕が購入した時点でMajestouch 2は9,630円でした。
9,000円台で購入できるキーボードと聞くと、一般的な人からすれば「高くね?」ゲーミングデバイスに拘る人からすれば「安くね?」と思われる微妙な金額だと思われます。
初めてのメカニカルキーボードという事で、やや値段に拘った感はありますが、値段相応のキーボードを手に入れられたかなという感想です。
めっちゃコンパクト!
まず、僕がキーボードを新調したキッカケはマウススペースを多く確保したいからです。
いま使用しているPCデスクは8年近く使用していますが、それなりに愛着もあり使い勝手も悪くないので手放したくありません。
ただし、ものすごくスペースが狭いのです。
インターネットをするだけであれば何ら問題は無いのですが、FPSなどのマウスを多動させるゲームをプレイすると、マウスとキーボードが何度も激突してしまいます。
Majestouch 2はテンキーレスの中でも余幅がかなり狭いキーボードなので、僕のようにPCデスクが狭いけどゲームで使えるキーボードが欲しいという方にはうってつけなキーボードと言えるでしょう。
安心の日本語配列!
Amazonで「ゲーミングキーボード テンキーレス」と検索すると、安いもので3,000円台から”海外製”のキーボードがトップに表示されます。
最初は「安いじゃん!しかもメカニカルキーボードでカッコいいじゃん!」と思っていたのですが、これらの製品は大抵がJIS配列ではなくUS配列です。
ゲーム目的のみで使用するのであればJIS配列以外でも構わないのですが、ゲームに夢中になる以前に僕の仕事はライターなので、キーボード入力の効率も考えてJIS配列を選択しました。
プロゲーマーも利用していた!
FILCOのキーボードはプロゲーミングチームDeToNatorに所属しているSPYGEA氏も使用していました。
厳密にいうとSPYGEA氏が使用しているキーボードは”Majestouch2 Camouflage-R“というゲーミングモデルで、レスポンス性能などがゲーム向けに設計されています。
カモ柄はどうにも部屋のトーンに馴染まないので断念しましたが、よりゲームに集中したいのであればコチラを選ぶと良いかもしれません。
実際に使ってみた感想
前述の通り、打鍵がもの凄く爽快になりました。今まで使用していたキーボードはドスパラで購入したパソコンに付属していたスタンダードなキーボードだったので、この違いはスグに体感できました。
また、商品重量が1.3kgとそれなりに重いので、安物のキーボードにありがちな長時間の打鍵によるキーボードの位置ズレはありません。
たかがキーボードといえど、お金を掛ければそれなりに高級感を得られるものだと実感できます。
ライターなら赤軸、ゲーマーなら青軸
Majestouch 2は「黒軸」「青軸」「赤軸」「茶軸」と4種類のキーボード軸が用意されています。僕が購入したのは打鍵音はそれなりでキーが軽めの「赤軸」で、ゲーム向けというよりは長時間のタイピング向けのキーボード軸です。
これと真逆なのは、打鍵音が大きくキーが重めの「青軸」であり、ゲーミングキーボードといえば「青軸」な風潮があります。
「茶軸」と「黒軸」は今回の選択肢外。おそらくメカニカルキーボードユーザーにもあまり人気の無い選択肢でしょう。個人的に「茶軸」はメカニカルキーボード初心者向け「黒軸」は変態向けだと思っています。
他にも有力候補だったキーボード
僕がMajestouch 2以外で購入するか迷ったキーボード一覧です。
でライティングやゲーミングに適したテンキーレスのキーボードを候補に挙げました。
Qtuo I-500
Amazonで3,000円にて購入可能な“いかにも”ゲーミング向けなキーボード。
この価格帯で青軸メカニカルなのはコスパ抜群ですが、JIS配列でないため選択肢外へ。仕事で使わずにゲームだけで使用するキーボードとして使うのであれば最高です。
Razer BlackWidow Tournament Edition 2014
FPSゲーマーに大人気のRazer製キーボード。キーボード軸にはオリジナルの「緑軸」を採用しており、操作感は抜群に良いです。
近所の実店舗にも在庫があり試打してみたのですが、各サイトのレビューがあまりにも酷く、ビビって購入に至らず。
Logicool G310
FPSプロゲーマーであるDustelBox氏がレビューしている動画でお馴染みのゲーミングキーボード。各キーがスキャロップ加工のように深くエグれているので、誤タッチを防ぎやすく入力感に優れています。
バックライトも自由に点灯が可能なので、メカニカルデザインが好きな人にはたまらない製品でしょう。
残念ながらテンキーレスなのにキーボード幅が広すぎるので断念。取っ手とか要らなくね?
Logicool G-PKB-001
最終候補まで残ったLogicoolのゲーミングキーボード。プロ仕様でLogicool製ゲーミングキーボードの中でも最高潮の製品と言えるでしょう。
キーボード軸はオリジナルとありますが、ほぼ赤軸に近く打鍵音もさほど気にならないレベルです。購入時の金額で敬遠しましたが、よりゲームに専念するのであれば迷わず選びたいキーボードです。
さいごに
この記事の文章は半分が以前のキーボード、もう半分はMajestouch 2で入力しています。
打鍵感があるので長文の入力が楽しく、かつキーも軽めなので指が疲れません。ゲーミングにおいても確実なキータッチが可能なので、値段の高いキーボードのメリットを実感しやすい製品と言えるでしょう。