「ロジクールG Pro X Superlight」レビュー! 63gのカスタマイズ性に優れたワイヤレスゲーミングマウス!

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ロジクールG Pro X Superlight
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プロゲーマーのセッティングや使用デバイスをまとめた海外のデータベースサイト「ProSetting.net」によると、2023年6月現在では多くのゲームタイトルにおいて「ロジクールG Pro X Superlight」が使用されているそうです。

「ロジクールG Pro X Superlight」は2020年12月22日に発売されたゲーミングマウスで、2021年2月25日にはホワイトカラーも登場。2018年8月23日に登場した「ロジクールG Pro Wireless」よりも、さらに軽量化されているのが大きな特徴です。

本記事では「ロジクールG Pro X Superlight」の使用感などをレビューしていきます。

「ロジクールG Pro X Superlight」スペック

ロジクールG Pro X Superlight(ホワイト)

国内発売日 2020年12月22日(ブラック)
2021年2月25日(ホワイト)
価格 18,810円
サイズ 125.0×63.5×40.0mm
重量 62g
ボタン数 5
センサー HERO 25Kセンサー
DPI 100 ~ 25,600
最大レポートレート 1,000 Hz(1ms)
充電時間 約1時間
連続使用時間 約70時間

プレスリリースおよび公式サイトの情報を上記にまとめました。ゲーミングデバイスとしては珍しいホワイトカラーが用意されているのは良いポイントだと思います。

センサーは「ロジクールG Pro Wireless」と同じくHERO 25Kセンサーを採用。設定可能なDPIの値やレポートレートも変更ありません。

「ロジクールG Pro X Superlight」レビュー

ロジクールG Pro X Superlight

「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」それぞれの使用感

ゲーミングマウスは人によって最適な持ち方が異なるので、どの持ち方の人でも使用感が分かるように「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3つの持ち方で「ロジクールG Pro X Superlight」を使用してみました。

なお使用感は、かなり「ロジクールG Pro Wireless」に近いです。

かぶせ持ち

マウスのサイズは大きすぎず小さすぎず、中型くらいのサイズ。小さな手でも十分にマウスを覆うことができますが、平べったいデザインをしているため、かぶせ持ちはやや窮屈に感じます。かぶせ持ちのゲーマーであれば、実物に触れてから購入した方がいいかもしれません。

つかみ持ち

「ロジクールG Pro X Superlight」で最も適していると思う持ち方は、つかみ持ちです。マウスを持ったことのない人が初めて「ロジクールG Pro X Superlight」に触れたら、自然とつかみ持ちになるのではないかと思うほど適しています。もちろんサイドボタンも押下しやすいです。

つまみ持ち

つまみ持ちも非常にオススメ。マウス本体の重量が軽いので、軽快にマウスを操作することができます。一方でやや滑りやすいので、人によっては同梱のグリップテープを使用するといいかもしれません。

マウスソールと滑り具合

(左)ロジクールG Pro X Superlight(右)ロジクールG Pro Wireless

マウスソールはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)素材を使用。フロントとセンサー付近、リアの計3カ所に貼られており、フロント部分のマウスソールはかなり広いです。「ロジクールG Pro Wireless」はフロント部分に細長いのが1つ、リア部分には3つ貼付されていたので、このあたりは大きく変更されていますね。

ロジクールG Pro X Superlight マウスソール

「ロジクールG Pro X Superlight」にはPTFEフィート付きレシーバーカバー(裏ぶた)が同梱されており、デフォルトのレシーバーカバーと交換することで、マウス操作がより滑らかになります。ただしデフォルトのレシーバーカバーより0.7gほど重いのでご注意を。

グリップテープ

ロジクールG Pro X Superlight グリップテープ

「ロジクールG Pro X Superlight」にはグリップテープが同梱されています。同梱数は左右のクリックボタンおよび両サイドの計4枚。グリップ力が非常に高いので、手汗などでマウス操作が安定しないというゲーマーに最適です。

ロジクールG Pro X Superlight グリップテープ貼付

なお、マウス本体のカラーがホワイトでも同梱されているグリップテープのカラーはブラック。見栄えがかなり残念な感じになるので、グリップテープを貼りたいのであれば本体カラーはブラックを選んだ方が良いでしょう。

また、グリップテープを貼付することで1gほど重くなる点も注意が必要です。

「Logicool G HUB」ソフトウェアによるデバイス管理

ロジクールG HUB

ロジクールG HUBアドバンスト ゲーミング ソフトウェア、RGB & ゲームプロファイル
Logicool G HUBは、ゲーミングギアの可能性を最大限に引き出すための最新のソフトウェアです。ゲームに合わせて、思いのままにギアをカスタマイズ。

「ロジクールG Pro X Superlight」はデバイス管理ソフトウェア「ロジクールG HUB」を使用することで、バッテリー残量の確認や設定を変更することができます。

なお、「ロジクールG Pro X Superlight」はライティング機能がないため、「ロジクールG Pro Wireless」のようにライティングの項目はありません。

ロジクールG HUB

DPIは100から25,600の間で設定が可能。「ロジクールG Pro X Superlight」にはDPI変更ボタンがないので、複数のDPIをセットしておくことができません。

レポートレート(ポーリングレートは1,000Hz・500Hz・250Hz・125Hzの4段階で変更が可能。特に理由がなければ1,000Hzにしておくと良いでしょう。

ポーリングレートとポーリング間隔の関係 ms=ミリ秒

  • 125Hz … 8ms
  • 250Hz … 4ms
  • 500Hz … 2ms
  • 1,000Hz … 1ms

「ロジクールG Pro X Superlight」総評

ロジクールG Pro X Superlight

  • 軽量かつワイヤレスなのでマウス操作が軽快
  • 「つかみ持ち」「つまみ持ち」にピッタリ
  • PTFEフィート付きレシーバーカバーやグリップテープが同梱されており、カスタマイズ性が高い
  • かぶせ持ちにやや不向き
  • グリップテープのカラーがブラックのみ

「ロジクールG Pro X Superlight」のレビューをお送りしました。

前述の通り使用感は「ロジクールG Pro Wireless」に近いですが、軽量化によってマウス操作が非常に軽快になったのが大きなメリット。同梱のグリップテープもしっかりしており、高機能ながらもカスタマイズ性に優れたゲーミングマウスです。

特にローセンシでのゲームプレイにおいて、腕の負担が少なくなったと感じます。筆者は「VALORANT」をよくプレイするので、ローセンシでのプレイしやすさは大きなメリットです。ロジクールG Pro Wireless」を使用していたゲーマーにも、十分おすすめできるゲーミングマウスといえるでしょう。

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