音楽を聞く手段としてSpotifyを使用し始めて2年ほど経過したのですが、最近どうにも困ったことがあります。
それは、再生する楽曲によって「”アーティスト名”によりアップロード済み」と自動的にループ動画が流され、その楽曲の歌詞やアートワークが表示できないこと。ここ数年でリリースされた新しい楽曲では特に多いです。
PVで楽曲の雰囲気は伝わるし、データ通信量も大きく増えることはないのですが、他の楽曲と同じようにアートワークや歌詞が表示できないのは困ります。また、ループ動画が流されるとスマートフォンの自動回転機能をオフにしていても強制的に縦向きにされてしまうので、なにかと不便です。
このループ動画を非表示にしたくて調べてみたのですが「Spotify 動画ループ いらない」「Spotify 動画ループ 消す」といったサジェスト結果は表示されるものの、なかなか消し方が分かりませんでした。
Spotifyの設定をイジりにイジった結果、たったひとつの設定変更でループ動画を非表示にし、なんとかアートワークや歌詞を表示させることができたので書き残しておきます。
CanvasをOffにするだけ
まずはSpotifyを開き、設定画面を開きましょう。”My Library”をタップし、右上の歯車を押すとSpotifyの設定画面になります。
設定画面の中から”Canvas”という項目を探しましょう。ループ動画が流れる人はOn(緑色)になっているので、タップしてOffにします。
再び再生画面に戻ると、ループ動画は流れなくなり、アートワークが表示されているのを確認できます。
歌詞もきちんと楽曲に合わせてスクロールしてくれます。
Canvasとは?
ブラウザ上やアプリケーション上で図形やアニメーションを表示させるための技術です。
Spotifyのループ動画はPVを完全再現しておらず、短いアニメーションが延々とループされるだけなので、厳密には動画ではなくアニメーション画像になります。
よくTwitterなどのSNSで、動画ではないのに動く画像を見たことのある方が多いと思いますが、あれはアニメーションGIFという画像ファイルの規格です。
厳密には異なるのですが、CanvasもアニメーションGIFと似たタイプのデータ通信量を多く使わないタイプのアニメーションなので、ループ動画に適しているのでしょう。
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