ゲーム実況やニコ生やツイキャスなどの配信でダイナミックマイクやコンデンサーマイクを使用する場合、わざわざ音声を入れるのに手でマイクを持つ人はいないと思いますので、マイクスタンドが必需品となります。
実はこのマイクスタンド選びはとても重要で、容易に安価な製品を購入すると絶対に後悔します。
まずは所有しているマイクの特性を掴み、それからマイクスタンドを選ぶようにしましょう。
マイクの特性を理解する
マイクには大きく単一指向性と全指向性の2系統に分けられます。
ダイナミックマイクの多くは単一指向性で、コンデンサーマイクの一部で全指向性が採用されています。
マイクによって指向性が異なる為、所有しているマイクの指向性が分からない場合はメーカーのサイトなどで確認しましょう。
指向性によってマイクの位置を調整する
単一指向性のマイクは、口とマイクの向きが一直線になっていないと音が拾えません。
その為、マイクスタンドの種類や位置を間違えると、どんなに声を張っても音声が入力されない(もしくは極端に小さくなる)可能性があります。
全指向性のマイクは全方面の音が拾える為、ある程度テキトーな場所にテキトーな向きに位置しても、音声を拾ってくれます。
一見、全指向性マイクの方が有能そうに思えますが、周囲の雑音を拾いやすいので、防音対策が必要となります。
コンデンサーマイクの防音はリフレクションフィルターを用いるのが一般的ですが、なかなかのお値段です。
マイクの指向性については下記の記事でも触れています。
マイクスタンドの種類
マイクスタンドには目的に応じて利用できるよう、タイプが別れています。ゲーム実況や配信で使用するマイクスタンドであれば、そこまで特殊なタイプを選ぶ必要はありません。
ちなみに100円均一などで購入できる商品で自作のマイクスタンドを公開しているサイトを見かけますが、大切なマイクを破損する可能性があるのでマネしない方がいいです。
卓上マイクスタンド
おそらく最もポピュラーであろうゲーム実況や配信向けのマイクスタンドです。
安価でかつ場所をとらないので、ロータイプのPCデスクからハイタイプのPCデスクまで気軽に利用できます。
“MDS-1500″は卓上マイクスタンドの中で最も売れている製品です。
設置する位置によってはマイク位置の調整が難しいですが、手軽で安価な卓上マイクスタンドです。
ブームマイクスタンド
ミュージシャンがライブやレコーディングで使っているタイプのマイクスタンドです。
高価な印象を受けますが、割と安く購入できます。
マイクの位置をかなり自由にセッティングできるので、どんなマイクにも対応しやすいです。
一般的なブームスタンドは三脚であり、設置するにはそれなりのスペースが必要となります。
デスクアームマイクスタンド
デスクに取り付けるタイプのマイクスタンドです。
ブームマイクスタンドを設置する床のスペースが無い場合はコチラがオススメですが、デスクに取り付けするタイプのアームスタンドな為、デスクの素材を選びます。
木製や金属製のデスクであれば問題ありませんが、ガラス製のデスクにアームスタンドは取り付けできません。
筆者は下記のデスクアームマイクスタンドを使用しています。
さいごに
筆者のゲーム実況配信環境です。単一指向性のダイナミックマイクにブームマイクスタンドを使用しています。
コンデンサーマイクに切り替えればマイク位置との距離を稼げるので、マイクの買い替えを検討中です。
※2018年12月26日追記
ゲーム実況配信環境は別記事にてまとめています。