予約殺到により一部の通販サイトに思いもよらない負荷を与えた任天堂の新型ゲーム機”Nintendo Switch“ですが、早くもYouTubeやニコニコ動画で実況プレイ動画やゲーム配信を目的に購入しようとしている人も多いでしょう。
既にローンチされているドラクエやボンバーマンといった各メーカーの主力ゲームから、2015年に発売され今なお人気の落ちない『スプラトゥーン』の続編など消費者の期待値は日に日に高まっています。
今回は発売前の情報を基に、Nintendo Switchでゲーム実況またはゲーム配信をする為に必要なキャプチャーボードを解説していきます。
PS4と同じくHDMI対応キャプチャーボードが使用可能
Nintendo Switch本体に画面や音声の出力は付いていませんが、本来テレビ画面で遊ぶ際に使用する”ドック“に接続した状態であれば、ドックの背面にHDMIの出力が付いているので、キャプチャーボードへ出力する事が可能です。
前作ゲーム機WiiUはコンポジット端子やS端子によるアナログ出力が可能だったのですが、Nintendo Switchにはアナログ出力端子が付いていないためGV-USB2などは使用できません。Nintendo Switchに対応しているキャプチャーボードはHDMI対応の製品のみとなります。
HDMI対応ゲーム機は他にPS4やXBox Oneなどがあり、同じキャプチャーボードが利用可能です。
オススメのHDMI対応キャプチャーボード
HDMI対応のキャプチャーボードで最も人気なのは”MonsterX U3.0R“というSKNET社の製品です。
他にもAVerMedia GC550やElgato Game Capture HD60 SといったHDMI対応キャプチャーボードもありますが、MonsterX U3.0Rは余計な機能が少ないため価格が抑えられており非常にコスパが良い点でオススメしています。
キャプチャーボードを介して映像が出力されないという方は、本体の設定から解像度を720pまたは1080pにしてキャプチャーソフトと同じ値にしてみましょう。
Nintendo SwitchとHDCP
Nintendo SwitchはWiiUと同様にHDCPをサポートしています。
その為、HDMI対応のキャプチャーボードさえ所有していれば、PCで簡単にゲーム画面を表示および録画が可能です。別途に分配器(スプリッター)を用意する必要もありません。
ローンチ前、HDCPのサポートはソフトの開発元に委ねられるとの情報がリークしていたようですが、2017年3月24日現在その情報は消えています。
コントローラーのボタンひとつでキャプチャーも可能
Nintendo Switchの左側コントローラー”Joy-Con(L)”にはキャプチャーボタンが付いており、PS4同様シェア機能に対応しています。
ただしローンチ段階では画面のスクリーンショットが撮影可能としか記載されておらず、動画のキャプチャーは今後のアップデートにて対応する予定です。その為、発売してから暫くはキャプチャーボードでしか動画を撮影できないという事になります。
※2017/11/7 追記
システムバージョン4.0.0よりボタン長押しで最長30秒前までの動画を保存できるようになりました。SNSとの連携も可能なので、撮影した動画をTwitterなどにアップロードすることも可能です。
また、ゲームタイトルによっては撮影できないシーンなどもあるので、対応次第ではキャプチャーボードが必須になる可能性も否めません。
さいごに
ローンチ当初は全くNintendo Switchに興味を持てなかったのですが、そろそろスプラトゥーンデビューしたいので買うかもしれません。
オンラインが有料になるのは多くのユーザーにとっても痛手かと思うので、ユーザーが減少しなければいいんですけどね。
※2017/03/24 追記
買っちゃいました。