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OBS StudioでTwitch配信をするとカクカクしてしまう場合(フレームドロップ)の対処方法

ゲーム実況/配信
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配信ソフトとゲームを起動し、さあTwitchでゲーム配信しよう…あれ、なんか配信画面がカクカクだぞ?

はい、これ何度も経験しましたDopey(@shunpoko)です。

OBS Studioで配信をしていると、右下の部分が正常であれば緑色なのですが、画面がカクカクしている(フレームドロップ)状態だと赤く表示されます。

これは配信ソフトから送信した映像データが正常に配信サイトへ届いておらず、コマ落ちが発生している状態です。

統計データを見てみると「ドロップフレーム(ネットワーク)出力データの合計」という項目で、送信した映像データを配信サイト側でどれだけロストしているかが確認できます。上記画像では43.1%ものフレームがロストしていますね。

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ビットレートの値を見直そう

2019年7月現在、Twitchで配信する際の最大ビットレート数は6,000Kbpsとなっています。これは「パートナー」「アフィリエイト」「一般」どのストリーマーでも同じです。

6,000Kbpsを超えるとTwitch側で「これ以上データを受け取れないよ!」という状態になってしまうので、結果としてフレームドロップしてしまいます。

「設定」→「出力」からビットレートの値を確認してみて、ビットレートが上限を超えているようであれば下げましょう。

上記画像は筆者のOBS Studio設定です。ビットレート値が5,840Kbpsと中途半端な値になっているのは、音声ビットレートが160Kbpsなので、合計して6,000Kbpsに収められるようにしているからです。

インターネットの速度を計測しよう

ビットレートの値がTwitchの上限を超えていなければ、問題はインターネット回線かもしれません。

Speedtest by Ookla - The Global Broadband Speed Test
Use Speedtest on all your devices with our free desktop and mobile apps.

上記のインターネット速度計測サイトで自分のインターネット速度を確認してみましょう。

1Gbpsのインターネット契約をしている筆者の場合は上記のような結果となりました。サービスは異なれど1Gbpsのプランであれば同じような結果になると思います。

契約しているインターネットのプランよりも極端にネットワーク速度が低い場合は「ルーター」→「LANケーブル」→「モデム」の順でどこに問題があるのか掘り下げてみましょう。

例えば契約しているインターネットのプランが1Gbpsに対応していても、ルーターが100Mbpsまでしか対応していなければルーターがボトルネックとなっているので、ルーターの買換が必要です。

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筆者は以前100Mbpsまでしか対応していないルーターを使用してゲーム配信していたのですが、フルHD/60fpsのゲーム配信をしたくて上記のルーターを購入しました。

OBS Studioで接続するサーバーを変更する

ビットレート値は上限を超えていない、インターネット回線も問題がない…そんな筆者が直面した問題はコレでした。

OBS Studioの配信先(サービス)を「Twitch」にすると「サーバー」という項目が表示されます。

デフォルトではこの項目が「自動(推奨)」となっているのですが、これを「Asia: Tokyo, Japan」に変更することでフレームドロップが解決されました。

ちなみに「Asia: Tokyo, Japan」を選択したのは一覧の中で最も近いからです。とりあえず住んでいるところから最も近いサーバーを選んでみましょう。

関連リンク

Twitch
OBS Open Broadcaster Software