ライブ配信者を『ライバー』ではなく『ストリーマー』と呼ぶべき1つの理由

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いかんせんバーチャルYouTuberに興味が持てないおじさんことDopey(@shunpoko)です。

以前よりスマホ向けライブ配信アプリの配信者が『ライバー』と呼称されているのは認知していたのですが、最近は一部のバーチャルYouTuberも同様に『ライバー』と呼称されていると知り驚愕しています。

「なんやねん『ライバー』ってラブライバーかよ」と思いつつも、それを指摘する人や情報が異様に少なかったので、今回は『ライバー』という単語がいかに異様であるかを解説していく記事となりますご注意ください。

なぜライブ配信者を『ライバー』と呼んではいけないか

そもそも『ライバー』の由縁は”YouTubeライブ”や”17 Live“といった配信プラットフォーム名に含まれる”live”に”~er(する者)”を付けたものです。

誰が呼び始めたのかは存じませんが、YouTubeで生活する活動者が”YouTuber”で親しまれているので、それにあやかったのでしょう。

上記理由から『ライバー』を英語にすると”Liver”になるのですが、これを訳すると残念ながら全く別の意味になってしまいます。

“Liver”とは…

肝(レバー)

という意味です。

居酒屋でも好き嫌いが別れますね。

一応それっぽい単語もある

前述のとおり一般的に”Liver”はレバーを指しますが、”Live”に”~er”の接尾辞を付け足した”Liver”という単語も存在します。

ただし、読み方はやはり「レバー」です。

そしてあくまで”live(住む)”が元の単語なので、意味は「生活する者」といった単語になります。

念を押しますが、英会話で”I like liver!!(私は『ライバー』が好き!)”と言ってもほぼ間違いなく通じないのでお気をつけください。

もはやカタカナでしか通じない単語です。

ライブ配信者の呼称は『ストリーマー』が正しい

国内でもライブ配信者は以前から『配信者』と総称され、海外のライブ配信者は『Streamer(ストリーマー)』と呼ばれるのが当然でした。

恐らくですが『ライバー』という呼称は『17 live』という英語圏でないアジア発のアプリから発祥した単語です。

スマートフォンが普及する以前から水面下ではライブ配信が日常的に行われていたのですが、スマートフォンの普及によってもともとライブ配信に触れる機会のなかったライトユーザーが作り上げたコンテンツ用語として『ライバー』という単語が普及してしまったと考えるのが妥当かと思います。

さいごに

  • 『ライバー』は和製英語であり、英語では通じない
  • ライブ配信者は『ストリーマー』と呼ぶのが自然

決してバカにするつもりではありませんが、国内におけるライブ配信シーンが10代を中心にガラパゴス化していくのはなんか悲しいなーと思ってしまったのでまとめてみました。

ニコニコ生放送からライブ配信を始めた方は今なお『生主』と呼ばれたりするので、配信プラットフォーム毎に『ストリーマー』の呼称を変えるのもアリかもしれませんね。

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