ここ数日、不要な所有物を売るためにフリマアプリ「メルカリ」を利用しているのですが、PCブラウザで利用するユーザーはかなり冷遇されているように感じます。
もともと「メルカリ」はユーザー層のほとんどが10代～20代前半の女性であることから、インターネットおじさん世代の僕は雰囲気に馴染めなかったのですが、最近はより一層と肩身が狭いです。
なぜPCユーザーは「メルカリ」で冷遇されているのか、その理由を綴っていきます。
PCブラウザで「メルカリ」を利用すると主要機能が制限される
PCブラウザからは売上金で商品を購入できない
今回の記事を書くに至った最大の理由がこれです。「メルカリ」というフリマアプリは全ユーザーが商品の購入だけでなく出品が可能です。これはアプリでもPCブラウザでも変わりはありません。
「メルカリ」の特徴として、自分の出品した商品が売れればその売上金を他ユーザーの出品した商品を購入する際に使用することが出来ます。しかし2019年8月現在、PCブラウザから「メルカリ」を利用すると、なぜか売上金を商品購入時に使うことが出来ません。いくら売上金を所有していようとも、出品された商品の金額分を支払わなければならないのです。
出品せずに購入だけが目的のユーザーであれば何ら問題はありませんが、「メルカリ」のサービスをフル活用したいユーザーにとっては大問題です。
更に首を傾げてしまう理由があります。なんと、以前はPCブラウザで「メルカリ」を利用しても売上金を商品購入時に使うことが出来たのです。
上記フォーラムでは、2017年12月頃からPCブラウザでは売上金を商品購入時に使用可能なポイントへと変換する方法がない点を指摘しています。1年半以上もPCブラウザから売上金で商品を購入できない症状が継続しているので、おそらく運営は実装する気がないのでしょう。
売上金を商品購入時に充てる機能は「メルカリ」の魅力的な機能の1つです。その主要機能をPCブラウザから排除しているということは、遠回しにPCブラウザからの利用を控えて欲しいと訴えているようにしか思えません。
PCブラウザで利用できる機能とできない機能の区別がつきにくい
PCブラウザで制限されている機能は前項の売上金だけではありません。他にも多くの機能が制限されているのですが、その機能がPCブラウザから利用可能なのか利用不可能なのかがとにかく分かりにくいのです。
例えば出品した商品に対して値下げ即購入を提案されるクソ機能”オファー”はPCブラウザでは利用できません。PCブラウザで”オファー”の通知を受け取ることは可能ですが、開こうとすると上記画像のようにアプリのダウンロードを促されます。
ちなみに”オファー”という機能がPCブラウザで利用できないという記述はされておらず、わざわざヘルプページまで飛んで確認しないといけません。なので、人によっては「”オファー”という機能がPCブラウザから利用できるのか利用できないのか分からないまま、ただ広告が表示されている」という状況に陥るわけです。
そもそもPCブラウザからアプリのストアページに飛んだところでインストール出来ませんので、こんな無駄なものを表示せずに、PCブラウザから利用できない機能は文字色をグレーにしてリンクを切っておけばいいのです。
こういった配慮のなさからも「メルカリ」はPCブラウザから利用するユーザーに対して、もはや「ナメ腐っている」のではないかと思ってしまいます。
この件について問い合わせるもテンプレート回答で終了
さすがに表記が分かりづらすぎるので、今後の改善を見込んでお問い合わせをしてみました。
1つ質問と2つの要望。丸1日ほどで下記の回答を頂きました。
回答なのかどうかすら怪しいですが、ヘルプページに記載されている内容をほぼそのまま送られてきています。こちらが書いた文章を引用していないあたり、問い合わせ内容に目を通していない可能性すらありそうです。
2つ目の要望に関しては試しで要望しただけなので期待していませんでしたが見事にスルー。3つ目の要望に関しては、現状どう捉えているのか今後は取り組んでいく予定なのか聞きたかったというのが本音です。
ということでPCブラウザから「メルカリ」を利用するのは控えようと思いました。一応スマートフォンにアプリはインストールしているのですが、代替アプリがあればすぐにでも移行したい気分です。
上記画像はPCブラウザから見た「メルカリ」の商品ページと購入画面。商品ページには「売上金 \2,055 をお持ちです」と購入ボタンから吹き出しが表示されているにも関わらず、購入画面では売上金を購入金額に充てる記載が一切ない。ユーザーを困惑させるだけの意味不明な記載は控えて欲しいところです。
今回いただいた内容は社内で共有して今後みなさまに快適にご利用いただけるよう努めます。