タイトルの通り、1年半ほど前からゲームをプレイする時にゲーミングヘッドセットを装着していたのですが、先日からゲーミングデバイスではない普通のイヤフォンに変更しました。
今回の記事ではなぜヘッドセットをやめたのか、ゲームでイヤフォンを使用するメリットとデメリット、ヘッドセットとイヤフォンどちらがオススメかについて書いていきます。
ヘッドセットは首が痛くなる
前述の通り、筆者はかれこれ1年半ほどずっとヘッドセットを装着してゲームや通話の音声を聞いていました。
使用していたヘッドセットは『HyperX Cloud Silver』というゲーミングヘッドセットで、聞こえる音声に不満はなかったのですが、長時間使用していると首に痛みを感じるようになりました。
ヘッドセットの重量は軽視できない
ヘッドセットの重さは機種にもよりますが、大体が300g前後のもの。『HyperX Cloud Silver』はその標準的な重量に近い309gです。
人間の頭は体重の10%ほどの重さがあると言われており、体重が60kgの人であれば頭の重さは6kg、70kgであれば7kgにもなります。
そこに従来の頭の重さに対して数%の重さが加わるわけですから、ヘッドセットがもたらす首への負担は軽視できません。
念のため書いておきますが、ヘッドセット自体が悪いわけでなく、筆者の首には耐えられなかっただけです。
ゲームでイヤフォンを使用するメリット、デメリット
ということで、以前から欲しかったイヤフォン『SHURE SE215-K』を調達しました。イヤフォンとしてド定番の製品ですね。
既に製品としてのレビューは色んなサイトで行われているので、今回の記事でレビューはしません。単純にゲームでイヤフォンを使用することのメリットやデメリットを書いていきます。
ゲームでイヤフォンを使用するメリット
当然、イヤフォンはヘッドセットと比べて首への負担が軽いです。
『SE215-K』はおよそ30gなので、今まで使用していたヘッドセットの10%ほどの重さしかありません。装着したまま長時間ゲームをプレイしても、今のところ首が痛くなったことは無いです。
ヘッドセットを使用してい首が痛くなると、数日ずっと引きずってしまうので、ゲームをプレイするのが億劫になっていました。ゲームに対するモチベーションはあるのに身体がついてこれない…地獄ですね。
なので、間接的にゲームに対するモチベーションも回復してきました。
ゲームでイヤフォンを使用するデメリット
ゲームをプレイする環境にもよりますが、音の定位置はヘッドセットと比べて分かりづらいかもしれません。
筆者はイヤフォンを『Creative Sound BlasterX Gシリーズ』というゲーム向けのドライバが使えるサウンドカードに接続しています。
ドライバでバーチャル7.1chサラウンドの設定や、プレイするゲームに合わせたイコライザ(EQ)設定が可能なので、音の定位置が分かりにくい…ということはありません。
ヘッドセットとイヤフォンどっちがオススメか?
この構図、ゲーミングデバイス界では長らく議論されていると思います。
正直なところ、どっちがオススメかは人によるとしか言いようがないのですが、今回の一件を踏まえて自分なりにまとめてみました。
ヘッドセットが向いている人
- ヘッドセットを長時間装着していても首が痛くならない
- 音の定位置を正確に聞き取りたい
イヤフォンが向いている人
- 首に負担をかけたくない
- ゲームプレイに最適なドライバやソフトウェアが用意できる
もともとサウンドカードを用意していたのもありますが、実際のところヘッドセットからイヤフォンに変更してもゲームをプレイする上でなんの支障もありませんでした。
よくイヤフォンはゲームに向かないといった声を見かけますが、結局は「慣れ」だと思います。
再生環境が異なれば誰だって最初は戸惑いますが、慣れてくれば徐々にその再生環境に適応してくるので、あまり深く考えなくても良いと思います。
ただ、個人的に首の痛みを長く引きづりたくないという思いでヘッドセットからイヤフォンに変更しました。アラサーなので健康第一です。