現在の学生はニンテンドーDSをタイムカプセルに入れるらしいので、ゲームボーイ(GB)という単語が死語のように感じます。
しかし、GB系のレトロゲーム実況プレイは需要があるはず。絶対にあるはず。
そんなレトロゲームやゲーム実況プレイが好きな方に向けて、ゲームボーイからゲームボーイアドバンス(GBA)までのゲームを実況プレイする方法や必要な機材をまとめました。
Wii Uのバーチャルコンソールで購入する
Wii Uのバーチャルコンソールでは、GBAのソフトが配信されており、任天堂が発売した人気タイトルは概ね揃っています。カートリッジを買いに行く必要がなく直ぐに遊べるので有難いですよね。
Wiiにもバーチャルコンソールが搭載されていますが、GBAのタイトルは配信されていないので、ご注意を。
Wii Uの映像をパソコンでキャプチャーするにはHDMI対応のキャプチャーボードまたはGV-USB2を代表とするアナログのキャプチャーボードを使用します。
HDMI対応のキャプチャーボードは下記の記事で紹介しているので、ご覧ください。
ゲームボーイプレイヤーを使用する
Wii Uのバーチャルコンソールで配信されていないタイトルを実況プレイしたい場合は、カートリッジを購入するしかありません。GBAのカートリッジであれば、プレミアさえ付いていなければ中古ゲームショップやフリマなどで1,000円もせずに購入できるタイトルが大半です。
しかし、GBA本体からキャプチャーボードへ直接接続できないので、ゲームボーイアドバンス本体は使用せずにゲームキューブとゲームボーイプレイヤーを使用する必要があります。
パソコンでゲームキューブの画面を映し出すにはGV-USB2などのアナログキャプチャーボードを使用します。
ゲームボーイプレイヤーとは
任天堂が公式に発売しているゲームキューブでGB系のゲームタイトルを遊ぶためのキットです。
なぜキットなのかと言うと、スーパーファミコンのスーパーゲームボーイのように本体のみでは動作せず、ゲームボーイプレイヤー本体とゲームボーイプレイヤー起動ディスクがセットになって初めて動作するからです。
ゲームボーイ本体の下部に取り付けるゲームボーイプレイヤー本体。
カートリッジがゲームボーイ本体に押しつぶされているように見える様がなんとも言えないです。
ゲームボーイプレイヤーの起動ディスク。
購入するまではインストールディスクかと思っていましたが、ゲームボーイプレイヤーに接続されたカートリッジを起動する為のディスクでした。GBAのエミュレーターみたいなものだと思ってよいでしょう。
ゲームボーイプレイヤーで遊べるカートリッジ
- ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ
- ゲームボーイ用カートリッジ
- ゲームボーイ&カラー共通カートリッジ
- ゲームボーイカラー専用カートリッジ
初代ゲームボーイからゲームボーイアドバンスまで、すべてのカートリッジが遊べます。
スーパーゲームボーイはゲームボーイアドバンス専用カートリッジとゲームボーイカラー専用カートリッジが使用できないので、これからゲームボーイのゲームを実況プレイしたいのであれば、スーパーゲームボーイでなくゲームボーイプレイヤーの方が遊べるソフトが多いのでオススメです。
ゲームキューブを持っていなくても、エンジョイプラスパックというゲームキューブ本体とゲームボーイプレイヤーがセットになったパッケージも販売されていたので、探せば見つかるでしょう。
高画質でキャプチャーするならレトロフリーク
※ 2020年4月17日追記
GBAのゲームタイトルを、より高画質でキャプチャーしたいのであれば「レトロフリーク」の使用をオススメします。
価格はそこそこしますが、レトロフリークはGBAだけでなく、11種類のレトロゲームを高画質(HDMI)で出力することが可能なので、レトロゲームを頻繁にゲーム実況したいという方であれば持っておきたい製品です。
詳しくは下記の記事で紹介しているので、ご覧ください。
まとめ
- Wii Uのバーチャルコンソールで購入する
- ゲームボーイプレイヤーを使用する
- 高画質でキャプチャーするならレトロフリークを使用する
筆者はゲームキューブ本体を友人から借り、ゲームボーイプレイヤー本体とゲームボーイプレイヤーの起動ディスクはメルカリにてセットで1,980円で購入しました。
中古ゲームショップの方が安い可能性もあるので、探してみるとよいでしょう。