執筆した頃とは違い、今は3軒よりも増えているっぽいです。
2017年3月には全店舗の30%に相当する155店舗を野菜幸楽苑に改装する予定とのこと!
ふだん滅多に行かない大手ラーメンチェーン「幸楽苑」ですが、つくばの店舗がリニューアル?を経たのか看板が変わっていました。
幸楽苑といえば黄色の看板に赤字の店名が印象的でしたが、緑色の看板に白色の店名となっており「野菜」の文字が追加されています。
京都では風情を守るためにマクドナルドやセブンイレブンの看板がシンプルな白色で統一されていると聞きます。
おまけに隣のWonder REXも緑色ですから、つくばも緑化都市を目指す為に街の色合いを統一しようとしているのでしょうか。風祭市かな?
というのは冗談で、これは「野菜 幸楽苑」というキチンとした幸楽苑系列の店舗です。
なんと日本に3店舗しかないらしいです。
幸楽苑の直営店は国内507店舗なので、3店舗しかない緑看板は貴重ですよね。そんなレアな店舗が地元に存在するのは誇らしいので、ぜひ増えないでほしいところです。
そのせいか、昼時でも20分ほど待つハメに。まさか幸楽苑が行列のできるラーメン屋になるとは。
ちなみに幸楽苑の公式サイトとWikipediaでは「野菜 幸楽苑」の情報が全く書かれていません。高まる希少価値。
「野菜 幸楽苑」限定メニューは5品
こちらがメニューになります。
写真正面は「野菜 幸楽苑」オリジナルらーめんのメニューになります。
「味噌野菜らーめん」「辛し味噌野菜らーめん」「味噌野菜チャーシューめん」って全部味噌やないかい。
写真左に映っているメニューは通常の幸楽苑と同じメニューです。中華そばや醤油らーめん司といった大抵のメニューは同じですが、通常の味噌らーめんはありません。通常の味噌らーめんを食らうなら味噌野菜らーめんを食らえという事なんでしょうか。
写真右はサイド的なメニューです。「野菜 幸楽苑」オリジナルは「やみつき半チャーハン」と「麻辣(まーらー)半チャーハン」の2品となります。
ふだんラーメン屋でチャーハンを頼まない僕なので今回ももちろん注文していません。
「やみつき半チャーハン」はチャーハンの上にチャーシューの切れ端と半熟卵を置いたメニューで「麻辣半チャーハン」は元気玉を翻弄させる麻辣の固まりをチャーハンの上にポン置きした印象です。
鶏白湯(とりぱいたん)らーめん
こちらは期間限定のメニューです。野菜推し店舗の限定メニューにしては野菜が少ないというジレンマな一品。
トッピングは2種類の海苔と書いてあったのが、おそらく「青海苔」と「岩海苔」です。他には「ネギ」「ほうれん草」「味付け卵」「チャーシュー」が乗っています。ちなみに身体がタンパク質を欲していたのでチャーシュー増しにしました。
鶏白湯のスープにほんのり白ごまが浮いており、隠し味的な柚子が香りを更に引き立ててくれます。味はクリーミーで濃厚。かつ野菜と海苔がスープのコクを緩和する絶妙なアクセントになっています。
味付け卵はあまり期待していなかったのですが、しっかりと味の染みた味わい深い半熟卵になっていました。
あれ、これ美味いぞ・・・?
正直なところ「しょせん幸楽苑だからな」と全く期待していなかったのですが、幸楽苑の印象を180℃も変えてしまう一品でした。期間限定メニュー恐るべし。
味噌野菜らーめん
こちらは自分の注文ではないので写真のみ。
おそらく「野菜 幸楽苑」の将来を背負っていくであろう看板メニューであり、お品書きにも『おすすめ』のチェックマークが付いている一品です。
乗っている野菜は「もやし」「きくらげ」「キャベツ」「ニンジン」「ニラ」です。いかにも!な野菜ですね。
さいごに
いやー、まさか幸楽苑で「当たり」がくるとは思いませんでした、チクショウ。
僕みたいにナメている方にこそ、ぜひ足を運んでほしいです。鶏白湯らーめん、オススメですよ。
ところで味噌野菜系のラーメンは夏でこそ食べたくなる人が多いと思うのですが、冬に突入したら売上はどうなるんでしょう。
冬になったら白菜入りの「冬鍋らーめん」とか出ないかな。まぁ出ないでしょうね。