2017年4春にアーリーアクセスで登場した『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(以下:PUBG)』も、2年目を迎え順調にサービスが継続しています。
以前に下記の記事でもご紹介しましたが『PUBG』や『FORTNITE』といったバトルロイヤルゲームの流行により、ゲーミングPCの売行きが向上しているそうです。世界市場を見てもeSport市場は右肩上がりとなっており、日本もこのトレンドに乗っていけるかが非常に興味深いところ。
今回はそんなバトルロイヤルゲームブームの火付け役となった『PUBG』をプレイするのにオススメのゲーミングPCや必要スペックについてまとめていきます。
『PUBG』をプレイするのに必要なPCスペック
そんな一大ブームを巻き起こした『PUBG』ですが、求められるPCスペックはそこそこ高いです。
というのも、ゲーム性こそは評価され同時アクセスしているユーザー数も多いのですが、アーリーアクセス時代からプレイ時におけるFPS(フレームレート)の不安定さが指摘されています。どれだけ高スペックなPCで同ゲームをプレイしても、パラシュート降下中や付近に別プレイヤーが存在することでFPSの低下を招くといった事例が発生しているので、多くのトッププレイヤーはゲーム画質を下げてプレイしているのが現状です。
『PUBG』プレイにおける最低スペック
- プロセッサー:Intel Core i5-4430 / AMD FX-6300
- メモリー:8GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 960 2GB / AMD Radeon R7 370 2GB
- ストレージ:30GB
上記が最低でも動作可能なPCスペックなのですが、フレームレート60を維持するのが厳しく、撃ち合いでかなり不利になってしまうのは間違いないです。
特にメモリは8GBでは処理が追いつかず、パラシュート降下後もマップの描画が間に合わず、オブジェクトが粘土になってしまう現象が発生してしまいます。
『PUBG』プレイにおける推奨スペック
- プロセッサー:Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600
- メモリー:16GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB
- ストレージ:30GB
上記が公式の推奨するスペックです。
フルHD(1920×1080)でフレームレート60を維持可能なスペックだと思っておくとよいでしょう。
4K(3840×2160)や144Hz以上でプレイしたいという方であれば更に上のスペックが必要となります。
『PUBG』をプレイするのにオススメのゲーミングPC
それでは上記の推奨スペックをふまえてオススメのゲーミングPCをご紹介していきます。
安定のゲームプレイを実現する”ガレリア XV”
“GALLERIA XV“はBTOパソコンショップ”ドスパラ“が推奨する『PUBG』をプレイするならとりあえずこれでOK!なハイスペックゲーミングPCです。
OS | Windows 10 Home |
プロセッサー | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB |
グラフィック | GeForce GTX 1070Ti |
ストレージ | SSD 720GB / HDD 2TB |
CPUやグラフィックボードのパワーは申し分ありませんが、メモリーが8GBと最低スペック基準なので、カスタマイズで16GBにグレードアップすることをオススメします。
画質に拘らずゲームを快適にプレイするなら”ガレリア XT”
“GALLERIA XT“は前述の”GALLERIA XV“をややグレードダウンさせたモデルです。
OS | Windows 10 Home |
プロセッサー | Intel Core i7-8700 |
メモリー | 8GB |
グラフィック | GeForce GTX 1060 6GB |
ストレージ | SSD 500GB / HDD 1TB |
グラフィックボードにミドルレンジモデルのGTX1060 6GBを採用しており、画質設定を下げさえすれば60FPSで安定した動作が可能なスペックとなります。価格が15万円前後とかなりお手頃なのが魅力的。
高画質なゲームプレイもライブ配信もこなす”ガレリア SZ”
OS | Windows 10 Home |
プロセッサー | Intel Core i7-8700 |
メモリー | 16GB |
グラフィック | GeForce GTX 1080Ti |
ストレージ | SSD 500GB / HDD 2TB |
“GALLERIA SZ“は『PUBG』の公式大会”PUBG JAPAN SERIES”で採用されたハイスペックゲーミングPCです。
高画質でのゲームプレイはもちろん、ライブ配信で使用しても高フレームレートを維持可能なGTX 1080Tiを搭載しています。更にスリム型のPCケースを起用しているため、デスク周りを圧迫しません。もはやゲーミングPCを超えたゲーム機といえるもマシンです。
さいごに
以上が『PUBG』をプレイするのにオススメのゲーミングPCです。今回はあまりPCに詳しくない方向けにまとめてみました。
僕は現在も”ドスパラ“のPCを愛用しており、初めてのゲーミングPCとして購入したのも”ドスパラ”のPCです。
以前は自作PCの方がBTOパソコンよりも安価と言われていましたが、現在はそこまで金額に大差は発生しないので、「ゲーミングPCは欲しいけどPCに詳しくない」という方にもオススメできます。