2019年1月26日、『JAEPO✕闘会議2019✕JeSU 2019』イベント内にて賞金総額15,000,000円の『eSPORTS国際チャレンジカップ 日本選抜 VS アジア選抜』が開催されました。
Overwatchでは3ゲーム先取のBO5方式が採用され、日本選抜JUPITER(@JUPITER_GG)が3-2で勝利を飾り、賞金3,000,000円を獲得しました。
大会を盛り上げるキャスター陣
司会にテレビ東京アナウンサーの田口尚平さん、実況にはeスポーツキャスターの岸大河さん、解説にはGreen Leavesのチームマネージャーであるgappo3さんを迎えています。
岸さんの胸が熱くなるパッション溢れる実況と、頭脳派プレイヤーgappo3さんの冷静かつ的確な解説で、会場のお客さんも引き込まれるようにマッチを注視していました。
フルゲームまでもつれ込む接戦
前日にアップデートされたばかりのOverwatchでしたが、両チームとも3タンク3サポートのGOATS構成でスタートします。
1ゲーム目のHANAMURAでは日本選抜JUPITERのSamuraiD選手が操るラインハルトのアース・シャターが何度も決まり、見事に勝利。
2ゲーム目のLIJIANG TOWERも日本選抜JUPITERが勝利し、早くも2-0で優勝への王手をかけます。
しかし負けじとアジア選抜Xavier Esportsも3ゲーム目のNUMBANI、4ゲーム目のBUSANを勝利し2-2に。崖っぷちから巻き返し、勝負はフルゲームまでもつれ込みました。
アップデートにより回復力が強化されたリーパーを導入する場面も見られましたが、ベースはGOATS構成でDPSはスパイス的にピックされている印象です。
手に汗握る最終ゲーム
2-2で迎えた最終ゲームはILIOSが選択されました。
ここで日本選抜JUPITERはラインハルトをウィンストンに変更した3-3構成、アジア選抜Xavier Esportsは基本に忠実な2-2-2構成で挑みます。
ファラ、マクリー、トレーサーで流れを掴みたいアジア選抜Xavier Esportsでしたが、GOATS構成の勢いは止められず1ラウンド目は日本選抜JUPITERが勝利。
2ラウンド目では序盤からアジア選抜Xavier EsportsのPatiphan選手操るウィドウメイカーがヘッドショットを連発し、苦戦を強いられます。
しかし、日本選抜JUPITERは徐々にウィドウメイカーに対応していき、カウントを83%でストップさせることに成功。
そして勢いは止まることなくSamuraiD選手のウィンストンがPatiphan選手のウィドウメイカーを追い詰めた直後、カウントが100%に到達し、日本選抜JUPITERが3-2で勝利しました。
まさに一触即発のマッチ
オーバーウォッチはよく「高ランクほど押し引きのギャップが激しい」と言われます。それを体現するがごとく、両チーム一触即発の場面に何度も遭遇しました。
その緊張を解くように、プレイヤーがエリミネートされる度に歓声があがり、チームが押し切ったタイミングでは大歓声に変わる。
盛り上がるポイントが分かりやすいゲームというのもあり、プレイヤーと会場との一体感をふんだんに味わうことが出来ました。