つい先日、8年ぶりにシステム手帳なるものを購入しました。
「社会人なんだからシステム手帳くらい持っていて当然だろ」
「え?いまどき紙のメモ帳とか必要なくない?どんだけアナログなの?」
と、双方の主張が聞こえてきそうですが、そんな僕もつい最近まで「スマホがあるんだから紙のメモ帳なんて必要ない」と、8年近くかれこれずっと思っていました。
そんなデジタル主義だった僕が、なぜ今更システム手帳を購入したのか?購入した結果、生活やビジネスがどう変化したか?を今回の記事まとめていきます。
システム手帳なんて不要!スマホで充分だとずっと思っていた
前述したように、僕はレペゼンゆとり世代レベルのデジタルっ子です。周りの友人が「間違えた!書き直しだメンドクセー!」と手書きの履歴書を作成している横で、カタカタとExcelの履歴書を作成していました。
学生時代は先生に必要だから持っておけと言われたのでシステム手帳を所有していましたが、社会人となってから使用頻度は低く、iPad(当時のiPad 2)の購入を機に一切システム手帳に触れていません。
ちょっとしたメモであればスマートフォンやタブレットで事足りるし、テキストファイルにしておけば『Dropbox』などで異なるデバイス間でもシェアが可能です。
ファイルの共有もクラウドサービスが当然となってくれば、そりゃ紙のシステム手帳なんて持たなくなってきますよね…。
さて、ここまでデジタルテクノロジーを賛美しておいて何故システム手帳が必要となったのでしょうか?
僕が普段からスマートフォンやタブレットでメモ書きをしていてネックに思うこと、それは「書き出すまでのスピード」です。
スマートフォンやタブレットでメモ書きをする際は、一度スマートフォンまたはタブレットを立ち上げて、それからメモ入力可能なアプリケーションを立ち上げて…と段階を踏む必要があります。対して手書きのシステム手帳であれば、パカッと開いてペンで書くだけです。
書き出してしまえばキーボード入力やフリック入力のほうが、手書きよりも圧倒的に早いスピードで文章を書き終えられますが、書き出すまでのスピードは用途が絞り込まれた手書きメモの方が圧倒的に早いです。
それともう1点。例えばふとした瞬間にアイデアが頭の中に浮かんで「さあメモしよう」と思ったタイミングでスマートフォンまたはタブレットを起動したときに、SNSやメールなどの通知がきていると、頭が通知内容にいってしまうんですよね。そうすると、さっきまで頭の中に描いていたアイデアを忘れてしまうことが多々あるわけです。ここまでくると、もはやスピードどうこうのレベルではありません。論外です。
ホストの帝王であり、実業家のROLAND(ローランド)氏も上記の動画で手書きの必要性について語っています。やはりデキる男は手書きを大事にする…のかもしれない。
ぶっちゃけスグに手書きメモができれば何でもいい
そんな理由とROLAND氏の動画に影響されてシステム手帳を8年ぶりに購入した僕ですが、ぶっちゃけシステム手帳ほど大げさな物は必要なかったかなとも思っています。だってデカいし持ち歩くの面倒だし。
なので、短く簡潔にメモできる「ポストイット」で充分なんじゃないかと思い始めています。どうせその日のメモはその日のうちに捨ててしまうので。
学生の頃は何かとメモする癖をつけていましたが、現代社会では不要な情報すらも溢れまくっているので、やはり情報の取捨選択は重要です。
メモ書きに集中しすぎて情報の精査が甘くなるよりは、情報をきちんと精査したうえで完結に自分の中でまとめられた方が、後から読み返すうえでもラクですからね。
以上、学生の頃は授業の内容をノートにまとめるだけで満足してたなーと思い出したDopey(@shunpoko)でした。