コスパ最強!?HDMI対応のキャプチャーボード『DM770』を購入してみたけど・・・

ゲーム実況/配信
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
スポンサーリンク

Nintendo SwitchがHDMIのみ対応となり、現世代の主要ゲーム機はすべてHDMI出力となりました。

ゲーム実況や配信ゲーム画面を映すにはHDMI対応のキャプチャーボードが必須となり、ゲーム機のシェア機能が普及するまではキャプチャーボードが重宝されるでしょう。

今回はマイナーながらも絶賛レビューの多いDM770というHDMI対応のキャプチャーボードを購入したので、レビューしていきます。

DM770なんて聞いたことないぞ?

たまたまAmazonで「キャプチャーボード HDMI」と検索したら1位に表示されたのが、この『DM770』でした。

HDMIに対応したPCI-Expressのキャプチャーボードといえば『SKNET MonsterX3A』や『Drecap) DC-HC3PLUS(通称、ドリキャプ)』辺りが有名で愛用者も多いのですが、それらを抑えての1位。

販売元は株式会社ゼノンというPCパーツと何故かタイヤチェーンを販売している会社です。Amazonのレビューでは倒産していると書かれていたのですが、バリバリ存続しています。ただし、会社概要のページに代表取締役の氏名が記載されていなかったり、事業内容が明確に記載されていないといった謎な部分も。

とはいえAmazonの商品レビューでは絶賛レビューの嵐。最初はサクラなんじゃないかと疑いましたが、製品名でググってみると個人ブログ単位でも賞賛されているので、もしや当たり製品なのではと思い、購入に至りました。

REGIA ONE』の類似品との情報もありますが、どうなんでしょう。まあ使えればいいや。

DM770の特徴

『SKNET MonsterX3A』や『Drecap DC-HC3PLUS』と比較して、最も特徴的なのはパススルー出力があるという点です。

パススルー出力のおかげでHDMI IN端子にゲーム機、HDMI OUT端子からゲーミングモニターに繋げばモニターで遅延(ラグ)無しのプレイイングが楽しめます。パススルー出力機能はUSBで接続するタイプのキャプチャーボードを使用するか、間に分配器(スプリッター)を挟まないといけないのですが、なんとそれが標準装備なので分配器を置くスペースも確保する必要がありません。

更に分配器の機能を備えているためかHDCPも自動的に解除されるので、DM770だけでPS3のゲームがキャプチャおよび録画可能というコスパ厨にはたまらない。

DM770って・・・もしかして最強?

フルHD1080p/60FPSには未対応

DM770は1080pでキャプチャすると24FPSになってしまうので、フルHDでゲームを楽しみたいという方には不向きです。動作がカックカクになります。

ただ、1080pのフルHDを60FPSで撮影しても、僕のパソコンのスペックでは編集するのにフリーズしかねないので、1080p/60FPSは捨てることにしました。

公式サイトのスペックに60FPSの記載はありませんでしたが、アマレコTVで入力フォーマットを59.94FPSに設定すれば高フレームノートでのキャプチャや録画も可能です。4Kが主流になるまでは720p/60FPSでも、まだまだイケるでしょう。

どうしてもフルHDが良いという方はUSBタイプの『SKNET MonsterX U3.0R』や『AVerMedia aGC550』を購入しましょう。

いよいよ到着

Amazonの商品画像からして赤いイメージを持っていたのですが、予想に反する簡易的なDM770のパッケージです。

ちなみに箱には販売元などの記載が一切ありません。開封するまでドキドキが付きまといます。

開封すると中にはDM770本体とインストールディスク、説明書や保証書は開封前の不安をかき消すほどしっかりしていました

インストールディスクはなんと8センチCD

ミリオン達成しそうです。

こちらがDM770本体。基盤のことは何ひとつ分かりませんが、真っ赤でかっこいいです。

規格はPCI Express x1なので、グラフィックボードで埋め尽くされた僕のパソコンにも取り付けできます。

ガシャーン。

開封から3分で装着完了。接続するコード類は一切なく、挿し込むだけです。

しかし認識されない

DM770を装着した状態でデバイスマネージャを起動すると「マルチメディアコントローラ」という項目が表示されるらしいのですが、該当する項目は表示されず。

公式サイトのQ&AにUEFI(またはBIOS)でPCI Express x1の設定速度をGen1にすると認識されると書いてあったのですが、変更してもやはり認識されず。

Amazonのレビューを読むと認識が甘いとのことで覚悟はしており、20回ほど挿し直ししてみたのですが、やはり認識されません。

これは・・・まずい。

不安ながらもサポートに連絡

販売元のホームページにも説明書にも電話番号が記載されていなかったので、連絡はメールかホームページの問い合わせフォームになります。

メールアドレスは説明書に記載されているのですが、せっかくホームページにお問い合わせフォームがあるので利用してみることに。

しかし『送信』をクリックしても、なんと画面が遷移しません。自分のメールアドレスを入力しているので送信を確認するメールが自分宛てに届くかと思ったのですが、それもなし。

本当に送信されてているのか怪しいので、説明書に記載されているメールアドレス宛で連絡すると、翌営業日の午前中に返信を頂きました。ここで初めて販売元と連絡がとれたので、まず一安心。

代替品を送ってもらうが・・・

何度か状況を確認し合いながらメールをやり取りしていましたが、やはりデバイスが認識されないので代替品を送ってもらえることになりました。ありがてえ。

2日ほどで同じ製品の代替品が到着し、期待に胸を膨らませながら取り付けてみるも、やはり認識されず。

再び販売元に連絡すると「相性の問題かもしれないので、返品対応を承ります」とのこと。

相性の問題でPCパーツは返品不可だと思っていたので、思わず「メチャクチャ対応良いじゃん!」と感服しました。いうて他メーカーの対応は大して知らないですけど。

ということで最終的には返品という形で収束、着払いで構わないとのことでお金はすべて返ってきました。

僕が使用しているPCのスペック

もしDM770の購入を検討している人がいれば、参考にどうぞ。

返品した後に色々と考えてみたのですが、もしかしてDDR4との相性が悪いのかな?

マザーボード:H110M-HDV – ASRock
CPU:intel Core i5 6500 3.20GHz
OS:Windows 10
サウンド:オンボード
メモリ:8GB DDR4-2133×2
SSD:ADATA SP600
HDD:TOSHIBA DT01ACA100
グラボ:NVIDIA GeForce GTX 750 Ti

さいごに

最終的に僕のPCでは認識されず返品という結果になりましたが、なんだかんだ不安だった製品サポートは寧ろ神がかっていました

いや本当に、ありがとうございました。

やっぱり『SKNET MonsterX U3.0R』が無難かな。

ゲーム実況/配信
スポンサーリンク

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が面白いと思ったら、ぜひシェアをお願いします!