配信やゲーム実況向けのオーディオインターフェイス”Steinberg UR12″の使い方とオススメ理由

ゲーム実況/配信
Steinberg UR12
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ニコ生やツイキャスで配信している方や、ゲーム実況プレイ動画を作成している方で、マイクの音質を気にされる方は非常に多いと思います。

マイクの音質向上やホワイトノイズの除去を目的とするのであれば、オーディオインターフェイス経由でマイクを接続するのが一番手っ取り早いですし、コストパフォーマンスも良いです。

パソコンで使用するマイクの音質を向上させるなら『オーディオインターフェイス』がオススメ
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しかし、オーディオインターフェイスはもともとDTMやDAWといった音楽制作を目的とした用途で作成されている為、製品によっては配信やゲーム実況に向いていないものもあるので注意が必要です。

今回は「Amazonランキング大賞2016楽器のDTM・DAW部門で5位」「Amazonオーディオインターフェイスカテゴリで1位」をそれぞれ獲得した配信やゲーム実況向きの大人気オーディオインターフェスである、Steinberg UR12の使い方とオススメな理由をまとめました。

Steinberg UR12について

UR12はCubaseで有名なSteinberg社が開発したオーディオインターフェイスで、2014年に発売されました。

1万円以下の価格で購入できるオーディオインターフェイスとしては機能性に優れており、コストパフォーマンスに優れた入門用のオーディオインターフェイスとして現在も売れ続けています。

WindowsとMac OS共に配信に対応しており、オマケとしてApple製の対応接続キット/アダプタがあればiPadでの録音が可能です。

配信に必要な最低限の機能が揃っている

フロントパネルにマイク入力端子(XLRコネクター)とギターやベース等を接続するHi-Z入力端子(いわゆるシールド入力端子)の2つが用意されており、+48Vファンタム電源も装備しているのでダイナミックマイクのみでなくコンデンサーマイクも使用可能です。

Steinberg UR12の最大の特徴としてループバック機能があります。ループバック機能とはPCで流れているBGMとマイクで入力した音声をミックスして出力する、いわゆるステレオミキサー(ステミキ)に該当する機能で、ストリーミング配信において必要不可欠な機能になります。

Steinberg UR12と機器の接続方法

DTMやDAWで使う場合には全ての機能を覚えておくべきですが、配信やゲーム実況プレイ動画の作成において覚えるべき部分のみピックアップします。

フロントパネル

1.マイク入力端子

マイクケーブルを接続する端子です。左にマイクの入力レベルを調整するツマミがあるので、普通に喋ってみた際、上部PEAKランプが点灯しないレベルに調整しましょう。PEAKランプが点灯すると音が割れるので注意です。

2.アウトプットノブ

PHONESとLINE OUTPUTから出力される音のレベルを調整します。あくまで出力レベルの調整なので、配信の音量とは関係ありません。あくまで自分用です。

3.ダイレクトモニタースイッチ

入力端子に送られた音声データをヘッドフォンやモニターに出力します。ダイレクトモニターで聞こえる音はPCでミックスされる前の音声データになります。配信やゲーム実況では常にオンにしておくといいです。

4.フォン端子

ヘッドフォンを接続する端子です。スマートフォンなどに接続する3.5mmステレオプラグではなく、ステレオ標準タイプになります。

リアパネル

1.POWER SOURCEスイッチ

基本的にはPCにUSB2.0ケーブルを接続するので、右側にしておきます。

2.USB端子

PCとオーディオインターフェイスを接続するUSBケーブルです。3.0ではなく2.0なのでご注意を。

3.LINE OUTPUT LR端子

スーファミ世代にはお馴染みの赤白ケーブルです。ステレオ出力するスピーカー機器などに接続します。

4.+48Vスイッチ

コンデンサーマイクの抜き差し時には必ずOFF、フロントパネルのINPUT 1 GAINもゼロにしておきます。コンデンサーマイクを接続したらONにしましょう。これらを守れないと機材が壊れます。マジで。

Steinberg UR22mkIIについて

Steinberg UR12の上位モデルにSteinberg UR22mkIIという製品があります。UR22mkIIもオーディオインターフェイスの商品ランキングでは上位に表示される製品ですが、1人での配信やゲーム実況プレイ動画の作成を目的とするならUR12で充分です。

UR22mkIIにはマイク入力端子が2つ装備されているので、2つのマイクを使用する場合つまり2人でそれぞれマイクを用意して配信またはゲーム実況するのであればUR22mkIIを選んだ方が良いでしょう。

UR12にはマイク入力端子と別にHi-z入力端子も装備されており、物理的にマイクを接続することは可能ですが、音質の劣化や音量バランスが整え辛いという難点があります。マイクケーブルはXLRを使うのが一般的なのです。

予め2人で配信やゲーム実況をする予定であれば、UR22mkIIを選択するのもアリでしょう。

まとめ

  • ストリーミング配信にループバック機能はほぼ必須
  • 1人で配信またはゲーム実況するのであればSteinberg UR12
  • 2人で配信またはゲーム実況するのであればSteinberg UR22mkII

SteinbergのURシリーズはオーディオインターフェイスの中でも非常に安価で、初心者にも使いやすいのが利点です。

配信やゲーム実況だけでなく歌ってみたや演奏してみたカテゴリでも活躍間違いナシの製品なので、動画投稿者であれば持っていて損はないでしょう。

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