今回の記事では、最近になって増えてきている「テレワーク」で集中するコツについて書いていきます。
いざテレワークを始めたものの「思ったより集中できない」「家にいるからダラダラしてしまう」といった苦労話を、Twitterなどでよく見かけるようになりました。
そこで、在宅勤務歴5年のフリーランスが、テレワークで集中するための4つのコツを伝授していきます。
なお、テレワークの他にも「在宅勤務」「リモートワーク」といった働き方の呼称がありますが、本文ではテレワークで統一していきます。
タイムスケジュールを組んでおく
テレワークはWeb会議などの予定が入らない限り、基本的にはひとりで黙々と作業することになります。
そのため、自分以外に時間を管理してくれる人はいません。タイムカードがなければ、昼食に誘ってくれる同僚や上司もいません。自分の時間は自分で管理するしかないのです。
テレワークに慣れていない人は、大雑把でもいいので1日のタイムスケジュールを組んでみましょう。Googleカレンダーにリマインド付きで登録しておくと、なお良いです。
そして気分が乗らなくても、目の前の作業を“とりあえず”でいいので着手してください。いつまで経っても着手せずにいると、ダラダラと時間だけが過ごていきます。YouTubeなんか見始めたら、もうおしまいです。
前日の就寝前または起床後に10分でもいいので、時間を惜しまずにタイムスケジュールを作成してみてください。タイムスケジュールを組んでおくだけで、時間に対する意識が劇的に変化します。
イヤフォンまたはヘッドフォンをする
テレワークで作業をするのであれば、イヤフォンやヘッドフォンは絶対に活用すべきアイテムです。
もともとは音楽を聴くためのデバイスですが、イヤフォンやヘッドフォンは周囲の雑音をシャットアウトしてくれるという点で、テレワークの効率を向上してくれます。
また、せっかくイヤフォンやヘッドフォンを装着するなら音楽を聴きたいという方も多いと思います。音楽を流す際は、作業に集中できるレベルの音量に設定するよう心がけましましょう。
筆者は、歌のある音楽を聴きながら作業すると文章が乱れてしまうので、インストゥルメンタル(インスト)を流すようにしています。個人的にはクラシックや、水流のような自然の音を聴くのがオススメです。
より作業に集中したいのであればノイズキャンセリング機能搭載のもの、形状としてはカナル型のものを使うと良いでしょう。AirPodsは装着感が軽く、コードレスで作業に物理的な支障をきたさないので、オススメです。
ずっと同じ場所で作業をしない
在宅勤務を5年ほど経験して最近ようやく気付いたのですが、ずっと同じ場所で作業をしていると頭がおかしくなります。これ割とマジで、何度か発狂しかけています。
調べてみたところ、筆者と同じような悩みを抱えている在宅勤務の人がたくさんいました。
これはなぜかというと、同じ場所でずっと作業をしていると、人間はどうしても「飽きてしまう」のだそうです。
飽きるだけであればまだいいのですが、飽きてくるとどうしても作業効率が低下してしまいます。最高のパフォーマンスが発揮できずに、ダラダラと作業を続けてしまうのは時間がもったいないですよね。
テレワークで作業するのであれば、一所にとどまることなく作業する場所を変える癖をつけてみましょう。デスクトップPCで作業をしている人だと難しいかもしれませんが、ノートPCで作業をしている人であれば、デスクでなくソファーの上や、ベッドの上でも構いません。
休憩はこまめにとる
テレワークに限ったことではありませんが、休憩は作業効率を高めるうえで非常に重要です。
よく1時間を目安に10分の休憩をとろうと言われますが、個人的には30分ごとに休憩をとってもいいと思っています。このあたりは個人差があるので、ダラダラしない程度に自分で試してみて、最も集中力を高められる休憩タイミングを模索してみるといいでしょう。
そして長時間のデスクワークのあとは、身体を動かすことを忘れずに。背伸びしたり、軽く運動したりして身体をほぐしましょう。
個人的には、休憩のタイミングで家事をするのがオススメです。意外とリフレッシュできますよ。また、家事をしている最中は目の疲れをとるために、スマートフォンやPCの画面を見ないようにしましょう。
さいごに
以上、テレワークで作業に集中するためのコツでした。
筆者も在宅勤務をはじめて1年くらいは「家にいるしダラダラ作業すればいいや!」といったノリだったので、苦労していたのを思い返します。
テレワークやWeb会議で使えるWebカメラ、PC用のマイクなどは下記の記事でご紹介しています。
Web会議が課されているテレワークの方は、ぜひ上記の記事も参考にしてみてください。