今回は『RAINBOW SIX SIEGE(レインボーシックスシージ)』の初心者向け記事です。
シージをはじめたけど、どのオペレーターをピックまたは解除すればいいのか分からない…といった初心者に向けて、今回は初心者にオススメな防衛オペレーターを優先度付きで解説していきます。
そこそこ独断と偏見にまみれていますが、大会シーンやランクマッチでのピック率なども考慮したうえで選定しているので、そこそこ役に立つ…ハズです。
最優先
ROOK
多くのプレイヤーが初心者にオススメするであろう防衛オペレーター。ラウンド開始時にアーマーパックさえ展開すれば、そのあとは自由です。
アビリティのアーマーパックはあって困ることはないので、ピックして腐ることも利敵になることも滅多にありません。アーマーパックは攻撃オペレーターも着用可能ですが、よほどチーム力に差が無い限りは着用する状況に至らないので、さほど考慮する必要もないでしょう。
ヘッドショットをガンガン決めてくる高ランク帯では刺さらないこともありますが、メインウェポンであるMP5、P90ともにACOGを装着可能なので、撃ち合いにおいても有利をとりやすいオペレーターです。
ALIBI
ALIBIもピックして特に困ることはないオペレーター。アビリティのプリズマはよっぽど変な位置に設置さえしなければ、それなりに役立ってくれます。
もし、プリズマはどこに展開したらいいのだろう…と悩むようであれば、とりあえず窓のバリケード付近に展開しておきましょう。窓際に展開されたプリズマは足元が隠れているので、基本的に屋外からは破壊されません。攻撃オペレーターは別の場所から屋内へ侵入してプリズマを破壊するか、自分の位置をバラす覚悟で強引に侵入するしかなくなります。
DOC
DOCは自分だけでなく他オペレーターも回復できるという単純明快なアビリティを持つオペレーターです。敵のオペレーターさえ回復しなければ、まず腐ることはありません。
スティムピストルで回復させるには対象のオペレーターに向けて発砲する必要があるので、使い慣れてくれば自然と味方オペレーターの位置や体力を確認する癖がつきます。味方との連携力を鍛えるという意味でも初心者にオススメのオペレーターです。
MOZZIE
Y4S2より登場した比較的に新しいオペレーターです。リロードのアクションに癖があって厨二心をくすぐります。
アビリティのペストランチャーはドローンを捕獲し自分の所有物として操作することが出来ますが、初心者の方は無理にドローンを捕獲しようとしなくても大丈夫です。ペストランチャーは設置しておくだけでドローンがその場を通れなくなるよう働いてくれるので抑止力になります。ペスト自体もかなり小さく視認しにくいので、攻撃オペレーターは意外とペストを発見できないものです。
また、サブウェポンのSuper Shortyは小さなショットガンなので、簡単な工事をするのにも役立ちます。
LESION
初心者から上級者まで使えるオペレーター。アビリティのGUマインは踏んでしまった攻撃オペレーターのスプリントを封じ、徐々に体力を奪っていきます。
GUマインの本当の恐ろしさは「設置した場所を可視化できるうえに敵が踏んだら通知がくる」という点です。これによって、LESIONはどこにいてもGUマインを踏んだ敵の位置を瞬時に把握できるようになります。妨害系のオペレーターのように見えて、実は情報系のオペレーターでもあるのです。
序盤はGUマインを設置できる数が少ないので、敵が侵入しやすい防衛拠点から離れた場所に設置しておきましょう。敵の侵攻具合に合わせて徐々に防衛拠点に近づくよう設置していくと効率的です。
FROST
「壁を強化↑する」でお馴染みのFROST。アビリティのウェルカムマットは踏んだ攻撃オペレーターをダウン状態にさせます。
FROSTは「ウェルカムマットは初心者が引っかかりやすいこと」「ウェルカムマットを設置したらあとは自由に行動できること」といった理由から、初心者に非常にオススメなオペレーターです。
ランクが上がってくるとあまり使われなくなりますが、忘れかけた頃にピックすると割と刺さったりします。
優先
ECHO
日本が誇る害悪オペレーター。大会やランクでのピックBAN率は圧倒的1位で間違いないでしょう。
アビリティのホバリングドローン(YOKAIドローン)は天井に貼り付くと透明になるので、攻撃オペレーターはなかなか気付きません。下手に動かさなければまず見つかることはないので、ほぼ無敵のカメラが2つ増えると思ってよいでしょう。
ホバリングドローンから発射されるソニックバーストもかなり悪質で、ディフューザー設置中の攻撃オペレーターにヒットすればディフューザーの設置を強制的に解除することが出来ます。残り時間が僅かの状況でこのシチュエーションに持ち込めば防衛側はほぼラウンド勝利確定なので、攻撃側は殲滅を選択するしかなくなります。
MAESTRO
大会シーンではチームによってピックBANされやすいオペレーター。イーヴィルアイの設置場所によっては攻撃側のプランをMAESTROひとりで潰すことができます。
アビリティのイーヴィルアイは破壊されにくく、かつ攻撃側のガジェット等を遠距離から破壊できるので、攻撃側の時間を浪費させることに非常に長けています。
MAESTROの立ち回りは防衛拠点の付近に潜み、いやらしくチクチクと攻撃側にイーヴィルアイで攻撃することです。前線での撃ち合いに積極的に参加する必要はないので、最後の砦としてしっかり味方をサポートしていきましょう。
VALKYRIE
どのマップでもほぼほぼ腐らない防衛オペレーター。アビリティのブラックアイはマップ外でなければどこにでも設置できる協力なカメラです。
初心者はどこにブラックアイを設置したらいいか悩むと思うので、とりあえず「防衛拠点」「撃ち合いが発生しそうな場所」「屋外」に1つずつ設置しておけばオッケー。ブラックアイは自主回収ができるので、あまりにも刺さらない場所に設置してしまった場合は回収するのもアリです。
VALKYRIEを使っているとブラックアイを設置する場所を考えるのにマップを歩き回るので、自然とマップを覚えるようになります。コツは徐々に掴めてくるので、まずは難しく考えずに使ってみましょう。
MUTE
MUTEもピックしてマイナスになることはない防衛オペレーターのひとりです。口がミッフィーちゃんみたいで可愛いという理由でピックする人もいるとか。アビリティのシグナルディスラプターはドローンだけでなく、一部のガジェットも起動できなくします。
まずはドローン穴や防衛拠点への侵入経路にシグナルディスラプターを設置してみるのが無難な使い方です。慣れてきたら補強された壁の裏に設置し、HIBANAやTHERMITEなどのハードブリーチャーから壁を守ってみましょう。
メインウェポンはショットガンのM590A1、サブウェポンはフルオートのSMG-11を持つプレイヤーが多いです。サブウェポンのSMG-11は反動こそ大きいもののフルオートでの発射が可能なので、なるべく早いうちに慣れておきましょう。
JAGER
ジャガーではありません。イェーガーです。アビリティのアクティブディフェンスシステム(以下、ADS)はグレネード類を爆発する前に撃ち落してくれます。
ADSはいかなるプランにおいても使用頻度が高く、よほどおかしな位置に設置しない限り腐ることはありません。選ぶオペレーターに悩んだらとりあえず選んでおくのもアリ。
初心者はどこにADSを設置したら効果的か悩むと思いますが、基本的には防衛拠点に籠もるプレイヤー(現地籠もり)がグレネードでキルされないような位置に設置しましょう。爆弾にそのまま設置したり、MIRAがいればブラックミラーの内側に設置するのも効果的です。
BANDIT
日本語版のボイスがカッコイイと定評のあるBANDIT。アビリティのショックワイヤーは補強された壁や落とし戸に電流を流し、THERMITEやHIBANAのアビリティ単体では破壊できなくさせます。
壁を補強しショックワイヤーを設置することで、攻撃側はまずショックワイヤーを破壊してから補強された壁を破壊しなければなりません。この状況を一瞬で打破できる攻撃オペレーターはTHATCHERくらいなので、もしTHATCHERがいなければ攻撃側は屋内からショックワイヤーを破壊するか、別のルートで侵攻するしかなくなります。
攻撃オペレーターのピック次第ではメチャクチャ刺さるオペレーターなので、使い方を覚えておくと役立ちます。また、防衛拠点の近くに屋外から侵入可能な壁がある場合、BANDITはほぼ必須ピックとなります。
KAPKAN
癖が強すぎるスペツナズのオペレーターの中で唯一まとも(?)なKAPKAN。アビリティの侵入阻止デバイスは窓枠やドア枠に設置し、通行した攻撃オペレーターにダメージを与えます。
KAPKANの侵入阻止デバイスは最大で60ダメージを与えるので、かなり強力です。発砲するだけで破壊されてしまいますが、発砲させることで大まかな位置を把握できるので、情報を得るためにも役立ちます。
PULSE
いかにも特殊部隊な見た目をしているPULSE。アビリティの心拍センサーは付近の攻撃オペレーターの位置を捉える能力です。
PULSEは防衛拠点から離れた位置で攻撃オペレーターにプレッシャーを与える遊撃(ローマー)の動きを覚えるのに適した防衛オペレーターです。遊撃の役割と基本的な動きをPULSEで学んだというプレイヤーは多いと思います。
ガジェットとしてニトロセルを装備できるので、攻撃オペレーターより下の階で心拍センサーを使い敵の居場所をつきとめ、ニトロセルを天井に貼り付け起爆させる「突き上げ」が最もやりやすいオペレーターです。
普通
SMOKE
防衛拠点や攻撃側のピックパターンによって重要な役割を担うSMOKE。アビリティの遠隔ガスグレネードは付近のオペレーターに対し徐々にダメージを与えます。
遠隔ガスグレネードはダメージを与える特性から敵にヒットさせることに注力しがちですが、攻撃オペレーターが侵入してきそうな場所の付近で起爆させるだけでも時間稼ぎになります。無理にダメージを負わせようとしなくても大丈夫です。
攻撃側のMONTAGNEが鬱陶しかったり、現地で時間を稼げるオペレーターが少ない場合などは刺さりやすいオペレーターとなります。
KAID
メインウェポンのショットガンTCSG12にACOGを装着可能な一風替わったオペレーター。アビリティのエレクトロクロウは設置された周囲に電流を走らせます。
BANDITと似たようなアビリティですが、エレクトロクロウは補強された落とし戸に対して下から設置できるので、防衛拠点に対して落とし戸が有効な侵入口である場合はピックするとよいでしょう。
MIRA
大会やランクでもピック率の高い防衛オペレーター。アビリティのブラックミラーは外側からは真っ黒、内側からは見えるというイヤラシイ鏡です。
前述したようにピック率の高い強オペレーターですが、MIRAをピックするかしないかで守り方や戦術が大きく変わってくるので、初心者にはオススメしにくいオペレーターとしています。
使いたい場合はYouTubeなどで設置する場所や補強または開通工事する場所を確認しておきましょう。
CASTLE
ピックされた瞬間「こいつ大丈夫か…?」と心配してしまうオペレーター、理由は後述。アビリティのアーマーパネルは強化バリケードで、爆発物または12回叩かないと破壊できません。
CASTLEは防衛拠点によっては強力なオペレーターですが、使い方を一歩間違えるだけで味方の大迷惑にもなります。アーマーパネルはCASTLE以外の防衛オペレーターでも剥がすことはできますが、通常のバリケードよりも剥がすのに時間を要するので、闇雲に使うのはダメゼッタイ。
特に初心者がやりがちなのは「防衛拠点をアーマーパネルで囲うこと」です。防衛拠点にいるオペレーターは外に逃げられなくなりますし、遊撃に出ているオペレーターは防衛拠点に帰れなくなるので、絶対にやめましょう。
劣後
VIGIL
素顔不明?のオペレーターVIGIL。アビリティのERC-7はドローンなどのカメラから自分の姿を隠すことができます。
ERC-7は自分のためにしか使えないアビリティで、味方のオペレーターを強化するわけでもなく、直接的に侵攻を止めるような能力でもありません。ERC-7を駆使しつつ遊撃としてどれだけ攻撃側の侵攻を食い止められるかという技量が問われます。
ELA
その容姿から男女問わず人気の高いオペレーター。アビリティのGRZMOT(グラズモット)マインは付近を通った攻撃オペレーターに対して起爆し、視覚と聴覚を狂わせます。
登場して間もない頃はメインウェポンであるScorpion EVO 3が強すぎて争奪戦になっていましたが、弱体化が重ねられY4S2ではピック率がだいぶ落ち着きました。もうひとつのメインウェポンであるFO-12(通称:エラショ)は使い方次第では強力ですが、癖が強いので最初は扱いづらいです。
メインウェポンどちらとも扱いづらく、アビリティも突飛した能力ではないので、優先してピックするようなオペレーターではないでしょう。
CAVEIRA
20代にも関わらず尋問おばさんと呼ばれる可愛そうなおばさん。アビリティのサイレントステップは自身の移動音を消し、攻撃側のオペレーターに気付かれないよう移動できます。
一見すると強そうなオペレーターではありますが、VIGILと同様に自分自身にしかメリットのないアビリティであり、プレイヤーの遊撃スキルが求められるオペレーターです。
オペレーター選択フェーズでCAVEIRAを即ピックすると、他のメンバーから白い目で見られる風潮があります。
CLASH
防衛オペレーターで唯一シールドを装備可能な女性オペレーター。CCEシールドは目の前にいる攻撃オペレーターの動きを鈍らせ、徐々にダメージを与えます。
防衛オペレーターの中でも特殊なCLASHは、使い方次第ではかなり時間を稼げるのですが、味方と上手く連携しないと無駄死にしやすいオペレーターでもあります。特に野良でピックする場合には注意が必要です。
WARDEN
Y4S2時点では最も新しい防衛オペレーター。アビリティのグランススマートグラスはフラッシュやスモークの中でもオペレーターの位置を確認できるというもの。
あまりにも地味かつ自身にしかメリットのないアビリティにつき、登場から間もないにも関わらずピックされることはほぼありません。今後のアップデートで強化されるまではピックする必要はないでしょう。
最後
TACHANKA
レインボーシックスシージといったらTACHANKA。もはやマスコットキャラクターとして存在しています。他のどんな女性オペレーターよりも可愛い…それがTACHANKAです。使い方はよく分かりません。
さいごに
フリープレイやセールのお陰もあって、友人の間でもレインボーシックスシージを購入するプレイヤーが増えてきました。
そんな友人に向けてどのオペレーターを優先してピックまたは解除した方がいいか教え始めたのが今回の記事を書くに至ったキッカケです。
と、思ったらもうシーズン3が開始間近なんですよねー…。