オープンからかれこれ1年近くが経過しようとしていますが、ようやくLFS池袋を訪れました。
今回はLFS池袋でほぼ丸1日を過ごした感想や、これから訪れる方へ向けてのアドバイスなどまとめていきます。
LFS池袋とは
2018年4月に池袋でオープンした国内最大級のeSports施設です。
フロアには80台の高性能ゲーミングPCとゲーミングデバイスが並んでおり、規約の範囲内で自由に遊ぶことができます。
料金体制は時間チャージ制となっており、事前にチャージ料金を支払い、PCにログインした時点でチャージした時間が減っていく仕組みです。
各PCにはPUBGやフォートナイトといったビッグタイトルが既にインストールされているので、ログイン後すぐにプレイが可能なのも嬉しいところ。
PCからログアウトすると自動的に再起動および初期化が実行されるので、セキュリティ面も配慮されています。
PCスペックおよびデバイス
2019年1月時点では下記のとおりです。
【PC】
– GALLERIA GAMEMASTER –
CPU:intel Corei7 8700
グラフィックス:NVIDIA GEFORCE GTX1080Ti
メモリ:16GB(8GB×2)
SSD:250GB【モニタ】
– BenQ XL-2546 –
サイズ:24.5型ワイド
リフレッシュレート:240hz
応答速度:1ms (GtG)
ダイナミックアーキュレシー
ブラックイコライザー【マウスパッド】
Logicool G240 クロス ゲーミング マウスパッド【ゲームパッド】
Logicool F310 ゲームパッド【ヘッドセット】
Logicool G433 7.1有線サラウンド ゲーミング ヘッドセット ブラック【ウェブカム】
Logicool C922 PRO STREAM WEBCAM【チェア】
DXRACER DXZ
ゲームに必要なデバイスはLogicoolで統一され一通り揃っているので、手ぶらで足を運んでも楽しめる環境となっています。
ゲーミングPCはとにかく高性能かつモニターは240Hzに対応しているので、ほとんどのゲームを240FPSのヌルヌル画面で動作させ遊ぶことが可能です。
2018年にモデルチェンジしたGALLERIAのGAMEMASTER上位モデルである”GX708T-OPT“と同スペックのPCを採用しており、こちらは購入すると35万円以上します。
ゲームのアカウントについて
初めての入店前に注意しておきたいのが、ゲームアカウントは貸出しておらず、自分のゲームアカウントを使用するという点です。
店舗のゲーミングPCに自分のSteamアカウントやBattle.netアカウント等でログインし、ゲームをプレイする形式となります。
そのため初の入店時に確認を促されるのですが、店内でプレイ可能なゲームは無料のものを除き、自分で所有しているゲームのみです。
PUBGやRainbow Six Siegeといったフリープレイでないゲームは自分のSteamアカウントで購入していないと遊べません。
プレイしたいゲームは事前に購入しておき、かつ紐付けられているプラットフォームのアカウントやパスワードを控えておきましょう。
VCは使えるのか?
公共の場になので気になるのはVC(ボイスチャット)の使用可否ですが、こちらはガンガン使用してオッケーです。
DiscordやTeamSpeak3といった通話アプリケーションが既にインストールされているので、自分のアカウントでログインし使用します。
PCにログインした時点でヘッドセットが規定のデバイスとなっているので、ゲームの音と通話音の出力から、ヘッドセットマイクでの録音すべてが追加の設定なしで利用可能です。
ただし、施設内には他にもお客さんがいるので、大声を出さないなど留意しましょう。
遊んでみた感想
最高パフォーマンスでのゲームプレイを体験したい人にオススメ
前述のとおりLFS池袋で使用可能なゲーミングPCは現時点でほぼ最高といえるスペックを誇ります。
自分のPCスペックに自信のない方や、240Hz対応のゲーミングモニターを体感したことのない方は、まずは一度でもその最高パフォーマンスを引き出せるゲーミングPCをを体験してみて下さい。
特にゲーミングPCのスペック表を見てもよく分からないPC初心者の方は、設置されているゲーミングPCに少し触れただけでその性能に驚愕すると思います。
ただし、ゲームによってはプレイ開始時に最適化されていない可能性があるので、各ゲームをプレイする前に一度はグラフィック設定を確認するとよいでしょう。
最高のパフォーマンスを引き出すために必要な最低限の設定を下記にまとめます。
- 解像度を1920×1080にする
- 最大フレームレートを240にする
- 画質はお好みで
ちなみに筆者はRainbow Six Siegeをプレイした際に、初回起動時の解像度が1600×900になってたので(自分のPCでは1980×1080)、すぐさま適正の解像度に設定し直しました。
よく分からない方はゲーム内のグラフィック設定で「最適化」を実行しましょう。
マウスは持参がオススメ
すべてのゲーミングPCにLogicoolのゲーミングマウスが接続されているのですが、多くの方が使用しているせいか個体差が大きいです。
筆者が使用した席のマウスは右クリックが少しの振動で反応してしまい、振り向く度にマクリーがファニングしていました。
そのためゲーミングマウスは持参した方がよいかもしれません。
ただしマウス内に設定が保存できないタイプだと、ドライバから設定まですべてインストールし直さなければならないので注意です。
マウスを持参するのが面倒であれば、せめて普段自分が使用しているゲーミングマウスのDPI(CPI)だけでもメモしていきましょう。
ゲーム内の設定で感度を変更してしまうと、今度は自分のPCでゲームをプレイした際にまた感度を戻さなければならなくなるので、ゲーム内の感度はなるべくいじらないのが賢明です。
ちょっと気になるところ2点
まず1点目はゲーミングPCの置いてある位置です。
ゲーミングPCは足元に置かれており、チェアをデスクに近づけると、どうしてもゲーミングPCに足が当たってしまいます。
せっかくゲーミングチェアも良いモノを使用しているので、足元がもう少し自由になると窮屈を感じずに長時間ゲームプレイに勤しめると感じました。
2点目はゲームの初回プレイ時におけるロード時間です。
これに関してはゲームの仕様にもよるのですが、特にRainbow Six Siegeは初回起動でマップをロードするのに時間をメチャクチャ要します。
そのためチャージした時間がどんどん削られてしまう感と他のプレイヤーに迷惑をかけている感が半端なかったです。
さいごに
最高のゲームパフォーマンスを自分のゲームアカウントを使用してプレイできる点が最大の魅力だと感じました。
自分のゲームアカウントを使用するのはセキュリティ的にどうなのかと最初は不安を募らせていましたが、今は2段階認証が浸透しているので昔ほどセンチになる必要はないのかもしれません。
ただしその点から、新規のPCゲーマーを獲得する施設ではなく、既にPCゲームに慣れ親しんでいる人が利用する施設という印象を受けました。
休日でも席に余裕はあったので、貸出ゲームアカウントの席を設けるのも、新規プレイヤーを増やすために有効なのではないかと感じました。それはそれで諸々の問題が発生しそうですけどね。
それでは、Dopey(@shunpoko)でした。