日本が誇る中型バイクの歴史~1970年代~

      2017/01/06

なぜこんな記事を書こうかと思ったかというと・・・

今春から放映されているアニメ「ばくおん!!」で懐かしのバイクネタが披露されているのを観て、自分もバイクのうんちくを語りてえ!と思ったからです。

でも、バイクで語り合える友達があまり居ない・・・というか語ってもウザがられるだけなので、文章にしてスッキリしようと思います。

ホントにただの自己満足なので、この記事を開いたアナタ、頑張って下さい。

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名車が次々と生産される1970年代

僕が生まれる前のハナシですが、1980年代は俗に言う"バイクブーム"です。他の年代と比較して10倍以上のバイクが売れたらしく、ブームはバブル崩壊まで続きます。

Wikipediaに掲載されていたバイク漫画の記事では1980年代から連載しているバイク漫画の数がイチバン多かったので、当時連載していた「バリバリ伝説」や「ふたり鷹」といったロードレースを題材とした漫画や、「湘南暴走族」などの暴走族を題材とした漫画がブームの火付け役だったのかもしれません。

だがしかし!

バイクブームが始まる前の1970年代のバイクこそ、日本バイク界の歴史を語るうえで避けて通れない名車が揃っているんです。

皮肉にも暴走族全盛期とも呼ばれる時代ですが、殺伐とした日本に舞い降りた名車をご紹介します。

SUZUKI GT380

通称はサンパチ。1971年12月に発売された空冷2ストローク3気筒エンジン搭載のバイクで、当時は自動車教習所で採用されていたとか。羨ましい!

1969年に誕生したKawasaki 500SS mach III(通称:ジャジャ馬)に対抗すべく、よせばいいのに採用してしまった3気筒エンジンでは、真ん中のシリンダーだけ熱処理が困難なので、強制的に外気を取り入れるラムエアシステムを採用しています。実際の効果は・・・お察しください。

ちなみにラムエアシステムのカバー形状から「弁当箱を載せて走るバイク」と比喩されることも。サンパチの見分け方は簡単です、シリンダー付近に注目してみましょう。

Kawasaki マッハシリーズ

すぐウイリーする、止まらない、曲がらないの3拍子が揃った伝説のバイクです。厳密には1969年に登場し、人気と共にシリーズ化されるようになりました。

愛称は「カミナリマッパ」や「じゃじゃ馬」、あまりにも事故りやすいので「走る棺桶」などなど。もちろん褒め言葉です。

その爆発的な加速は750ccをも軽く凌駕するとの伝説があります。

HONDA CB400F

1970年代のバイクを語るうえで欠かせないのが1974年12月に発売されたCB400F(ドリームCB400FOUR)です。通称ヨンフォア。

当時は400ccクラスで唯一4気筒エンジンを搭載しているバイクだったため、爆発的な人気を博しました。空冷4気筒の甲高いマフラー音が道路を通過するたびに「あ、ヨンフォアだ」と囁かれるほど。

ヨンフォアの魅力はとにかく多く、スリムなタンクに機能性に優れたハンドルとシート、6速のマニュアルトランスミッション、芸術ともいえるエキパイに・・・あーもう語り切れない。社外ですが、ヨシムラの手曲げ集合マフラーが鉄板です。

不遇にも発売から1年後、運転免許制度改正によって408ccのエンジンを搭載した初代ヨンフォアは、普通自動二輪車ではなく大型自動二輪となってしまいます。これはマズいと察したホンダは398ccにダウンしたCB400FOUR-1(通称:フォーワン)と、更にアップハンドルを採用したCB400FOUR-IIを発売します。

発売から40年が経過した現在でも人気は衰えず、中古市場での相場は100万円前後。ましてや、ヨンフォアはよく若者のオモチャにされていたので、状態の良いヨンフォアは希少価値とも言えます。

Kawasaki KH400

伝説のバイクとなった3気筒マッハシリーズを継ぐモデルとして登場したのが、KH(通称:ケッチ)シリーズです・・・が

CB400Fの登場によって空冷2ストロークエンジンはオワコンと化し、ケッチは遅い古臭いのレッテルを貼られる残念バイクとなってしまいました。

SUZUKI GS400

By: yarko3

1976年に発売されたGS400シリーズは、現在ヤンチャな若者に大ウケの旧車です。人気の理由は何といっても吸い込み音と呼称される、アクセルを開けたときの「ンバー」という音。これを聞くだけでGS400が走ってるなーと想像が出来てしまいます。

しかしGS400が発売された当時、今では考えられないほど不人気の車種でした。性能は平凡で面白味が無く、ライダーに求められるスペックを満たしていない。ましてや「お金が無い人が乗るバイク」とバカにされる為のバイクで、誰も欲しがらなかったそうです。

のちにキャストホイールを搭載したGS400Eが登場しましたが、こちらもパッとせず400ccのツインエンジンは影を潜めていくことになります。

HONDA CB400T HAWK-II

GS400と似た境遇のバイクに、1977年5月25日に発売されたCB400T HAWK-IIがあります。

当時のバイク好きからしたら、これほどガッカリしたモデルは無いでしょう。CB400Fの後継機として登場し性能こそは良かったものの、まんまるとしたヤカンタンクに、座布団シートと比喩される肉厚シート、おまけにスポーティーさの欠片もないアップハンドルと、当時の若者には全くウケなかったバイクです。

まして400ccでは4ストローク4気筒の全盛期の中、4ストローク2気筒SOHCエンジンを市場にブチ込んでくる時代錯誤なマーケティング。ホンダだからそこそこ売れましたが、その不人気っぷりはこち亀でもネタにされていました。

ちなみにホーク系は"バブ"と呼称されます。アクセルを戻すと「ブー」と鳴り、吹かせば「バー」と唸るのが由来です。その独自な排気音からか、現代でもヤンチャな若者に人気です。良かったね!

Kawasaki Z400FX

CB400Fと並ぶ空冷4気筒の代表格Z400FX(通称:フェックス)は1979年に初代E1が発売され、80年代までその人気は続きます。

400ccのネイキッドではヘビー級ともいえる車体重量にも関わらず、5,000回転からの伸びは最高で、角ばったタンクから一直線を描くテールは芸術とも言えます。

現在も人気は衰えておらず、中古市場では100万円代もザラ。マフラーは80年代当時のモリワキモナカ管が定番です。

下位モデルにZ250FTというバイクもあり、250ccでもよく回るバイクとして名を轟かせました。

さいごに

ザックリと自分の好きなバイクをご紹介しましたが、ほかにも名車と呼ばれるバイクは多々ある(ハズ)です。

なんだかんだCBX400FとかRZ250とか1980年代にもバリかっこいいバイクは沢山でてるので、余裕ができたら1980年代版もつくってみようと思います。

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