今更ですが、dopyelogは2020年3月8日に開設から5周年を迎えました。
バタバタしていて全然ブログを更新できていなかったのですが、ようやく落ち着いたのでこの5年を振り返ってみようかと思います。
開設当初は本当に“ただのブログ”だった
dopeylogを開設した当初は、こんな目的がありました。
- アフィリエイトで収入を得たい
- アウトプット量を増やしたい
- 文章の練習をしたい
- なんとなく自分の生きてきた証を残したい
dopeylogを開設する前の僕は、バリバリのアフィリエイター見習いでした。仕事と音楽活動以外の時間をすべてアフィリエイトに費やして「いつかはタワマン最上階!」みたいな夢を持っていたことを覚えています。
今では考えられないかもしれませんが、dopeylogを開設した2015年は、まさに“アフィリエイト・ブログ全盛期”の時代でした。
元手がほとんど必要ないブログを開設し、SEOを意識した記事で検索上位に入り込めば不労所得。当時のネットビジネスは夢に満ち溢れていました。
dopeylogは、当時アフィリエイトには適さないと言われていた「雑記ブログ」として運用を開始。ジャンルのまとまりがなく(今でもそうですが)、好きなことを好きなように書く、そんなアウトプットの場が欲しいと思って開設しました。
開設当初は「とにかく記事を書く」ことを念頭に置き、身近で起きた出来事から購入した製品のレビュー、ネットで話題となっていることを何でも記事にし、どんな記事が読まれやすいかなどを研究していました。
開設してから1年くらいはロクな収益がなかったものの、アフィリエイトで学んだ知見から徐々に成果を生み出し、開設してから2年で最低限の生活費を稼げるレベルまで成長してくれました。
不労所得に甘え、ブログ更新が疎かに
dopeylogでそこそこの収入が得られるようになってきたところで、残念ながらブログの更新が止まってしまいます。
そこそこの収入が得られるようになったのは2017の春頃。アーカイブを見てもらえれば一目瞭然ですが、2017年4月から2018年8月にかけて、記事の投稿ペースが極端に減っています。
この頃なにをやっていたかというと、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』で四六時中あそんでいました。
dopeylogの更新ペースは遅くなりましたが、この頃はブログだけでなく動画編集やライブ配信でマネタイズできないかと試行錯誤していた時期でもあります。いわゆるゲーム実況者ですね。
2017年から2018年にかけては、自分のYouTubeチャンネルでほぼ毎日のようにゲーム動画を投稿したり、ゲーム配信をしていました。いまだ収益化の条件にすら到達していないので、結果としてほぼ失敗なわけですが……(笑)。
Googleの順位変動で顔面蒼白
dopeylogの更新は滞りましたが、収益は順調に伸びていました。
2017年8月には開業届を提出し、個人事業主として独立。年末には節税という名のオフィス改造を実施し、自室で仕事をするのに最適な環境を作り上げました。
独立後も相変わらずゲーム三昧で、ブログの更新は月イチ程度。開業届を提出すれば身が引き締まるという人がほとんどだと思いますが、僕は違いました。
生活をするうえで困ることはほとんどなかったので、毎日のようにYouTubeに動画を投稿しては、ゲーム配信をする毎日。
しかし2018年8月、順調だったdopeylogに審判が下されます。
それまで1位に表示されていた記事が4位まで転落。ブログでのPVの大半を占めていた記事だったので、収益も激減。どれくらい収益が減ったかというと、最も稼いだ月の半分以下になりました。
いつまでも遊んでばかりの生活は続かないだろうなと危惧していましたが、自分が思っているよりも早くその日が訪れてしまい「これからどうしよう……」という不安が積もりに積もって、2日くらい飯が喉を通りませんでした。今となっては、よく続いた方だと思いますけどね。
とにかく順位を戻そうと、また記事の量産に注力します。
活動の幅を広げるため、eスポーツライターに
なんだかんだで9月には順位が戻っていました。以前ほどの収益はありませんでしたが、生活するのに必要は収益は得られていたので、またゲーム三昧な日々が始まります。
しかし、8月の順位変動をきっかけに、心の中では意識が大きく変化していました。「今はなんとか生活できているが、いつまでもブログだけの収益で食っていくのは厳しいし、リスクが高い」と気付いたからです。
そこで僕は考えました。ブログで生活してきたライティング能力と、病的なレベルでハマっているゲームを活かせないかと。
そして、辿り着いたのが“eスポーツライター”という道でした。
2018年末にeスポーツライターとして活動していこうと決心。2019年1月にはプレスとして闘会議に参加し、初の大会レポートに挑戦しました。
その翌月には、人生初となるプロゲーマーへのインタビューを実施。
eスポーツライターの知り合いがおらず、右も左も分からない僕でしたが、自分なりに考え試行錯誤していくうちに、自然と肩書に見合うような記事を生み出せるようになっていきました。
そして気付けば、dopeylogの記事を見た企業の方から、デバイスやソフトウェアのレビューをしてほしいとの依頼を受けるようにもなりました。
それまで実費で購入しては、誰が読むのかも分からないレビュー記事を量産していたのですが、依頼を受けることで「よりもっと製品の魅力を伝えよう」と意気込むようになり、レビュー記事にも力が入るように。
実際に2019年はレビュー記事が多いです。自分で見返してみても、こんなにレビューしたのかと思うほど。
そして現在はWebライターに
そんな紆余曲折あったdopeylogの5年間ですが、2020年現在もあまり更新していませんね!
というのも、最近は活動の幅を広げるためにWebライターとして外部メディアで執筆をすることが増えてきて、dopeylogにまで手が回らなくなってきたからです。もちろん言い訳ですよ。
2019年には「SHIBUYA-GAME」や「EAA!!」といったゲームメディアで記事を書き、2020年からは就活時代によく読んでいた「ねとらぼ」の別チャンネル「ねとらぼ調査隊」でも記事を書き始めました。
外部メディアで書き始めるまで、自分の文章を他人に編集してもらう機会がなかったので、はじめは覚えることが多くて大変でした。ですが、自分にはない視点を記事に落とし込んでもらったり、読みやすい文章に校正してもらうというのは、ブロガーひとりでは出来ないことです。
ブロガーとしても、ライターとしても着実にレベルアップしているという実感はあるので、これからも勉強する姿勢を忘れずに、ゲームに夢中になりすぎず、dopeylogも引き続き更新していこうと思っています。
最後になりますが、当初は私利私欲で開設したdopeylogですが、読んでくれる人がいたからこそ、5年も続けられました。相変わらず好きな時に好きな話題で記事を書いていますが、今後ともよろしくお願い致します。
以上、Dopey(@shunpoko)でした。