ハードコア/メタルコアで使われるベース本体を特集してみる

ハードコア/メタルコア
By: Simon Doggett
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以前「ハードコア/メタルコアで使われるギター機材を特集してみる」でギター機材を取り上げましたが、今回はベース機材を特集します。

ハードコア/メタルコアにおけるベースの役割は主に音圧稼ぎです。その為、音作りではMID(中音域)がキモとなります。好んでドンシャリサウンドにするベーシストも多いですが、音の抜けが悪くなったり、最悪自分の音が確認できなうなる可能性もあるので、メンバーとよく相談しましょう。

今回はそんな埋もれない音にする為にもよく使われる定番の機材を特集します。

ベースのメーカー

ハードコア/メタルコアでよく使われるメーカーです。
ベースはメーカーごとにルックスが大きく異なるので最初は見た目で選んでも全然良いと思います。

Musicman

スティングレイで有名なミュージックマン。特にハードコア/パンクでは“ド”が付くほどの定番機材。
3 BAND EQが採用されているので手元で音色をイジれます。音抜け抜群。

以前はカラーリング毎にボディ材が異なっていたのですが、現在はアッシュに統一されている為、見た目以上に重いです。
スティングレイのネックはワイドで薄いのが特徴的。ジャズベのネックに慣れている人はSterlingの方が違和感ないかも。

Atreyu, A Day To Rememberなどのポストハードコアバンドから、Chelsea Grinなどのデスコアバンドで使用されています。

Schecter

こちらは国内メタルコアバンド御用達。国内ではFACTやCrossfaith、海外ではASKING ALEXANDRIAなどのメタルコアバンドが使用しています。
ダイヤモンドシリーズからHELLRAISERシリーズ、OMENシリーズ等が人気。低価格でEMGが搭載されているのでコスパに優れています。

Ibanez

SRいいよSR。SRよりもヘヴィでパワフルな音が欲しい人にはSRXをオススメ。
Killswitch Engage, In Flames, Unearth, Caliban, Bleeding Through, Calibanなど多くのメタルコアアーティストから支持されています。
Emmure, Veil Of Maya, All Shall Perishなども使用。

Ibanezのギター・ベースは全体的にボディが軽くネックは薄いのが特徴。ステージングには最適ですね。

ESP/LTD

ギター・ベース共に支持率の高いブランド。ハードコア/メタルコアではLTD利用者の方が多いかも。Sworn EnemyやLionheart、ExpireなどのハードコアバンドからIwrestledabearonceやWhitechapel、Suicide Silenceなどのデスコアバンド、Unearthも利用しています。

G&L

オススメはG&LレペゼンのL-2000です。スイッチとツマミがいっぱいあるので音作りが楽しいです。高出力ハムバッカーとアクティブ・サーキットの搭載により音抜けの良いパワフルなサウンドが得られます。

個人的にものすごくリスペクトしているMike Couls(Cro-Mags、Skarhead、 Vehement Serenade)や、Dillinger Escape Planらが使用しています。

Warwick

非常にコンパクトで取り回ししやすく、ステージングしやすい。明治プッカに似ている。
パワーを求めるならCorvetteがオススメ。
エントリーモデルのRock Bassはパッシブながらもパワー抜群です。

Winds Of PlagueなどのメタルコアバンドからMeshuggah, Napalm Deathなどのバンドも使用しています。

Spector

PANTERAをを真っ先に思い出してしまうメーカー。
Warwickと似ていますが、ボディタイプのバリエーションはSpectorの方が多いです。また、WarwickはオリジナルのMECピックアップを搭載していますが、SpectorはEMGを搭載しているのでそこは好みで。
EuroシリーズやLegendシリーズがオススメ。

Five Finger Death PunchやBetween The Buried And MeといったテクニカルなメタルコアバンドからAll That RemainsやThe Agonistなどの正統派メタルコアバンド、Biohazardなどのハードコアバンドが使用。

B.C.Rich

近所の楽器屋さんに刺々しいギター/ベースが売っていたら大体このメーカー。結構あちこちで見かける。
見ての通りメタラー御用達で、オススメはTRIVIUMのPaoloが使用しているワーロック。意外とヘッド落ちしないらしい。

4弦 or 多弦?

ダウンチューニングをするのであれば多弦ベースの利用をオススメします。多弦の方がパワーを稼げるからです。

問題はチューニングです。僕は5弦ベースで次のようにチューニングしています。

2音半下げ(またはドロップB)の場合

そのままレギュラーで使用します ⇒ 5弦からB, E, A, D, G

2音下げ(またはドロップC)の場合

半音上げで使用します ⇒ 5弦からC, F, A#, D#, G#
※ネックの反りを気にするなら使わない時にレギュラーへ戻しておきましょう。

1音下げ(またはドロップD) or 3音半下げ(またはドロップA)の場合

1音下げで使用します ⇒ 5弦からA, D, G, C, F

ちなみに僕はベースでドロップチューニングしない派です。特にメリットないですし。

まとめ

僕もベースの音作りは模索中なので、参考程度にどうぞ!

エフェクターやアンプについては後日。

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