「相手の気持ちを考えない」発言をする人間は、割と重宝される

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最近、Amazonビデオに登録されている『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』というアニメを視聴しています。

まだ全話を視聴し終えていないのですが、主人公の『比企谷 八幡』という人物は、生まれもっての性格なのか育った環境のせいなのか、とにかく相手の気持ちや考えを考慮せずにズバズバと自分の考えを口に出すんですよね。

その容赦のない言葉責めによって気を悪くする人が後を断たない反面、救われた人も多くいるのが憎めないところ。

そんな陰湿で感じ悪い印象の主人公ですが、彼の考え方が割と僕の思考回路と似ていて、フィクションながらも他人とは思えなくなりました。普段から何らかの作品を視聴するときは俯瞰に徹している僕ですが、彼に対しては珍しく共感し入れ込んでいます。

今回の記事では「相手の気持ちを考えない」で発言してきた僕が感じるメリットやデメリットについてまとめてみました

「相手の気持ちを考えない」で得られるメリット

まずは、僕自身の経験から相手の気持ちを考えずに会話するメリットを挙げていきます。

コミュニケーションがスムーズになる

他人に考えや意見を伝える手段として、普段から何気なく使用している『言葉』は非常に便利なツールですが、やはり口に出して相手に伝えなければ意味がありません

外国語でのコミュニケーションに挑戦した事のある人なら分かると思いますが、ボディランゲージで自分の意志を相手に伝えるのは難しく、時間を要します。

日本では「相手に察して欲しい」と、自らの口を閉じる風潮がありますが、こういった文化が浸透している国は良くも悪くも日本くらいで、他国では自分の気持ちを察してもらおうと黙ることは「自分の意見を持たない未熟者」だと判断されてしまい、かつ円滑なコミュニケーションが図れません。

「自分はこうしたい」 「自分はこう考えている」と口に出して伝えてもらえれば1フェーズで意思疎通が完了するのに対し、相手の気持ちを考えて発言していると、考える時間や正解まで導くためのコミュニケーションにやたらと時間を取られてしまいます。

人間同士のコミュニケーションで使用するには不適切な言葉かもしれませんが、自分の考えや意思をハッキリと相手に伝えられると、コミュニケーションの効率が上がるので、無駄な時間や労力に時間を割く必要が無くなるのです。

ビジネスで有利

前項にも書いたように、日本人は相手に察して欲しいと自らの口をつぐむ習慣があるので、自分の物言いがハッキリしている人は、割と尊敬されます

特にビジネスにおいては、行動力や判断の早さが重要なリーダースキルとなるので、グループやプロジェクトのリーダーを任せられる機会も多いでしょう。

自分の意見がハッキリしていると口調や行動にも自信が現れ、あれこれ考えてモタモタしている人よりも信頼されやすくなります。

素で接してもらいやすくなる

今回の記事で最も書きたかったのが、これ。

普段から他の人と接する時はあまり自分から会話を持ち掛けなかったり、思っている事があってもハッキリ言えない人。そんな引っ込み思案な人にとっては、話しやすい相手として認識されます

もちろん人にもよりますが、あまり気を遣わないでもよい為、相手にとっては非常に接しやすい存在なのです。

「相手の気持ちを考えない」で発生するデメリット

もちろんデメリットもあります。

ですが、相手の気持ちを考えずに発言する人は、さほど他人の目を気にしない人が多いので、デメリットとすら思わないかも。

人間らしくないと捉われる

特に情熱的で日本の和を重んじる人に多いのですが、人間としての感情が欠落していると思われやすいです。

突き詰めればいくら他人の気持ちを考えても、本当の気持ちは本人にしか分からないのですが、人の感情を大切にする人からは理解し難いのでしょう。

集団行動が苦手

自分の考えをバンバンと発信する人は、いわゆる「空気の読めない人」です。厳密に言うと、空気を読む気がさらさら有りません

悪く言えばワガママで自己中心的ですが、本人としては悪気があるわけでも場を乱そうとも思っておらず、ただの天然なのです。

いかんせん集団行動に向いていないので、どうしても日本の美徳である『和』にはハマりづらくなってしまいます。

さいごに

こういった話題になると、どうしても「日本の風潮」や「日本の文化」がバックグランドに見え隠れしますね。

日本人は相手の気持ちを考えられる素晴らしい国民が大勢いるとポジティブに考えられますし、実際に相手の気持ちを考えて発言や行動が出来る人も羨ましく思います。

最後まで読んで納得のいかなかった方は「こんな薄情な人間もいるんだな」程度に思って頂ければ、それでよいです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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