【2019年版】ゲーム配信にオススメのライブ配信サイト比較まとめ

ゲーム実況/配信
スポンサーリンク

ニコニコのプレミアム会員減少ニュースを境に、多くの配信者が配信するプラットフォームの見直しを検討し始めました。

特に、この1年で主とする配信プラットフォームを変更したゲーム配信者は非常に多いです。かつてニコニコの王と呼ばれていた『もこう』さんはYouTubeへ、度重なる炎上によって低迷していた『高田健志』さんはYouTube Liveを経由してOPENRECへと、大手配信者ほど配信サイトの移行を次々と検討し実行しています。

ニコニコ生放送のサービスが開始した当初と比較すれば、現在では多くのライブ配信サイトが乱立しており、配信者にとっても選択の幅が広がっている状況と言えるでしょう。

特にゲーム配信は、配信サイトによって画質やフレームレートに大きく差が現れます。

今回はゲーム配信を目的とした各ライブ配信サイトを比較しまとめてみたので、ゲーム配信者の方は参考にして頂ければと思います。

比較するライブ配信サイト4選

今回の記事では次の4つの配信サイトを比較します。最近ではMixer(元BEAM)という配信サイトも盛り上がっていますが、まだ情報が少ないのでMixerに関しては別の記事でまとめていく予定です。

ツイキャスやふわっちはゲーム配信よりも雑談やラジオに向いた配信サイトなので、今回の記事では除外しています。

ニコニコ生放送

通称、ニコ生。システムとしては2007年から稼働していますが、ユーザーが放送できるようになったのは2008年12月からです。

ニコニコの売りと言ってもいいコメントが流れる機能と、配信ラグの少なさから気軽に利用可能なライブ配信サービスとして愛用されています。

YouTube Live

世界最大の動画配信サイト『YouTube』にて提供しているライブ配信サービス。

動画同様に高解像度での配信や、ライブ配信中でも過去の映像を遡れるなど便利な機能が多く、徐々に利用者が増加している配信サイトです。

Twitch

Amazonが提供しているライブ配信サイト。『Justin.tv』のゲーム特化型プラットフォームとして立ち上げられました。

日本ではあまり普及していませんが、世界トップレベルのシェアを誇っており世界トップのゲームプレイヤーが集います。

OPENREC.tv

ゲームに特化したライブ配信サイト。国内のゲーム配信サイトで最も勢いのあるプラットフォームです。2017年4月7日より、ゲーム配信のみでなく雑談や音楽といったジャンルでも配信が可能となっています。

配信するためには審査が必要ですが、安定したHD画質とコメントの見やすさから利用者が急増しているプラットフォームです。

簡易比較表

最終更新 2018/12/18ニコニコ生放送YouTube LiveTwitchOPENREC.tv
料金540円/月無料無料無料
ビットレート上限3Mbps指定なし指定なし2.5Mbps
解像度上限1280×7203840×21601920×10801280×720
視聴者制限なしなしなしなし
コメント制限アカウント必須アカウント必須アカウント必須アカウント必須
視聴者数上限ありなしなしなし
配信時間制限6時間なしなしなし
アーカイブ視聴期間7日間無制限14日間
※パートナーは無制限
無制限
アーカイブ視聴制限無料会員:TS予約必須
有料会員:なし
なしなし無料会員:1日2つ
有料会員:無制限
収益化可能可能可能可能
配信ラグ約5秒1.41秒約1秒10秒~15秒
※プレミアム会員であれば0.8秒

※2017/08/15 追記
ニコニコ生放送では2017年8月24日以降より、放送時間の延長および予約が無料となりました。

ニコニコ生放送での収益化は、該当する生放送に動画や静画などの関連作品が登録されて尚且つ関連作品の視聴回数が必要になります。そのため、ニコニコ生放送のみでの収益はほぼゼロと思って良いでしょう。

※2017/10/01 追記
ニコニコ生放送では2017年10月1日より、自身の放送から直接報酬を得られるようになりました。配信後の24時間以内にクリエイター奨励プログラムへの登録が必要となります。

OPENREC.tvの収益化について明確な記載はありませんが、一部ではYouTube Liveよりも利率が高いといった情報が流れています。

総評

上記の表と実際に利用してみた体験を基に、各サイトをまとめていきます。

ニコニコ生放送

全然ダメ、オワコン

2016年12月に新配信(β)が開始されビットレート上限も1Mbpsまで繰り上がりましたが、まだ開発途中の段階であり一部の機能が制限されています。画質があまりにお粗末かつカクカクなのでゲーム配信には向いていません

ニコ生の強みは配信ラグの短さなので、ゲーム配信よりも雑談配信に向いていると言えるでしょう。

しかし配信する為にはプレミアム会員に登録する必要があったり、追い出しによって視聴すらまともに叶わない状況なので、無料で配信可能かつラグの少ない他サイトへ流れる人が多いのが現状です。

YouTube Live

ラグさえ気にしなければ最高品質でのライブ配信が可能。

※2017/10/01 追記
2017年9月6日より、超低遅延モードが実装されコメントラグが1.41秒に短縮されました

配信のアーカイブは自動で動画化されるので、面倒もありません。YouTubeがおおもとなので、ユーザー数も非常に多いです。

運営会社はGoogleと今後の成長にも期待ができるサービスなので、これからゲーム配信を始める方はYouTube Liveから始めると良いでしょう。

Twitch

とにかくゲーム!ゲーム!ひたすらゲーム配信をしたい方にオススメ。

ゲーム配信を求めるリスナーが多く設定の幅もそこまで広くないので、視聴者のコメントを拾いながらゲームをプレイしやすいです。

収益化にはTwitchパートナープログラムの申請が必要になります。配信頻度や視聴者数によっては収益化できない可能性もあるので、ご注意を。

※2017/04/26追記
2017年4月21日、パートナープログラムの参加者でなくとも収益化が可能となるアフィリエイトプログラム”Cheering with Bits”が発表されました。

OPENREC.tv

今は最も注目されているが、まだ不安定

ニコ生配信者の主な移行先となっているオプレ。そのため人気のチャンネル一覧を見るとニコニコでも名を見かけた人が多いです。また、配信するには申請が必要となります。

現状では720pの安定した配信が可能ですが、ビットレート上限が設けられているため画質がやや見劣りするかも。

※2017/12/04 追記
11月21日よりアーカイブの視聴がプレミアム会員(有料)のみとなり、少し画質の良いニコニコのような位置づけになってしまいました。

さいごに

現状で雑談配信はツイキャスかニコ生、ゲーム配信はYouTube LiveかTwitchがベストかな。

ライブ配信サイトは無料で利用可能なサイトばかりなので、ひとつひとつ自分の配信スタイルに合っているか試してみましょう。

スマホ向けライブ配信アプリについては下記記事で紹介しています。

【2019年版】おすすめのスマホ向けライブ配信アプリ5選!
2018年はSNSや動画サイトでの広告の露出によって、スマホ向けライブ配信アプリの人気が爆発しました。 今回は10代や20代に人気のスマホ向けライブ配信アプリの特徴をまとめていきます。 スマホ向けライブ配信アプリ 17 Live(イチナナ)...
ゲーム実況/配信
スポンサーリンク

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が面白いと思ったら、ぜひシェアをお願いします!

dopeylog