2016年あたりからWWEがクソ面白くなっている件について

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かれこれWWEを視聴し始めてから15年ほど経つのですが、去年くらいからWWEマジクソ面白いです。

アティテュード路線からファミリー路線へ移行した2000年代中盤から2010年代中盤までは正直あまり面白いと思って視聴しておらず、かといって日本のプロレスは客層や盛り上がり方があまり好みではないので、派手なプロレス見たさで何年も渋々とWWEを視聴していました。

しかし、2016年初頭まで「ただなんとなく視聴」していた番組が、完全にスポーツの「観戦」に変わってました。

家で番組を視聴しているだけなのに”Wow!!”とか叫んでますからね、僕。

日本人選手がトップで活躍している

TAJIRIがWWEを去ってから他の日本人スーパースターがストーリーに絡む機会はあったものの、ベルトを巻く機会やプッシュされる機会が非常に少なく、同じ日本人として非常に残念な気持ちを抱いていました。日本人の選手や日本で修業を積んだ選手は試合作りの上手い人が多いので「ベルトに絡むよりジョバー向きなのかも?」と諦めかけていたのですが、ある2人の選手が一気にトップへ躍り出ます。

アスカ

そして

中邑真輔

国内のプロレスにさほど詳しくない僕でも、耳にしたことはあるスーパースターです。2人ともWWEのNXTというストーリーより試合重視なプヲタ向き番組でデビューし、瞬く間にベルトを獲得しました。

NXTはRAWやSmackDownといったメインの番組ではありませんが、前述の通り試合内容を重視した番組であり、かつ他のインディー団体で名を轟かせた選手が集うプヲタにはたまらない番組です。ここ2, 3年くらいはRAWやSmackDownよりもNXTの方が盛り上がっていたのではないかというほど。

ひとつの番組で男女それぞれの日本人スーパースターがトップに立っているという事実に加えて、アスカと中邑真輔はJohn CenaやRoman Reignsといった『団体ゴリ押し』のトップスターとは異なり、両名とも現地人気が凄まじく、同じ日本人として非常に嬉しくなります。

あのTAJIRIも復帰!

かつてアメリカ国内で日本人スポーツ選手の認知度をイチローと二分する程のスーパースターTAJIRIが、2016年に開催されたWWEクルーザー級クラシック・トーナメントへ参戦しました。この大会には飯伏幸太や戸澤陽といった日本人選手も参戦しており、飯伏幸太は決勝まで駒を進めており非常に歓声も大きかったです。

スポット参戦かと思われていたTAJIRIですが、2017年早々にWWE正式参戦が発表されました。またWWEでジャパニーズバズソーを拝められます。

インディー選手の目まぐるしい活躍

こちらもプヲタ大歓喜の内容なのですが、日本ではテレビで放映されないような現地のインディー団体で一目置かれている選手が続々とWWEに入団しています。

最も度肝を抜かれたのは、2016年のRoyal Rumbleにてインディー界の大物と言われるAJ STYLESが登場した時です。既に39歳とベテランの域に達したAJ STYLESですが、活動の場をWWEに移した直後からキレのあるムーブや試合作り、魅せるバンプなどで瞬く間に人気を得ます。

同じくインディー団体で絶大な人気を得ていたKevin Owensも2015年にNXTからWWEへ昇格し、その勢いで世界王座を獲得しました。ストーリー的にはヒールに該当するのですが、野郎からの分厚い歓声によってWWEのトップとして間違いない人気を集めています。

一方でトップベビーであるハズのRoman Reignsは雑な試合作りやスタミナの無さから日に日にプヲタからのブーイングが増えていき、長年団体のトップに君臨していたJohn Cenaも欠場した為、それまで団体のゴリ押しによってトップベビーながらもブーイングを浴びていたスーパースター達が息を潜め、実力で観客を沸かせられるエンターテイメント性に富んだスーパースター達がトップに立つようになり、かつてのアティテュード時代のようなスピーディな展開や豊富なプロレス技による『試合の面白さ』を感じられる番組へと変貌していきました。

さいごに

当時はあまり好きではなかったのですが、WCWの怪物GoldbergもPPV限定で復帰しています。長らく敵ナシだったBrock Lesnarを一蹴し、更にRoyal Rumble 2017で再戦する予定です。Wrestle Mania XXの雪辱を晴らして頂きたいところでもあります。

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