「会社が有給休暇をとらせてくれない!」って嘆いている人がいるけど、会社には拒否する権限ないからね

      2016/10/07

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先日、友人からこんな相談をされました。

「ウチの会社、有給休暇を使わせてくれないんだけど、コレっておかしくね?」

僕の回答はこうです。

「おかしいから辞めちまえ」

スマン、ちょっと言い過ぎたかも。

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企業は有給休暇の利用を拒否できない

そもそも有給休暇は労働者がいつどのように利用するかは自由です。気軽に「忙しいからダ~メ(はぁと)」と、有給休暇の利用を拒否することは労働基準法上できません。

もし上司や雇用主から有給休暇の取得を拒否されたら「テメェ、どこ中だコラァ!?」つって言い返しましょう。

ということで、有給休暇は労働者に与えられた権限なので、臆することなくドンドン使って構わないのです。自信を持って利用しましょう。

ただし日付は変更される可能性がある

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しかし、企業には時季変更権(じきへんこうけん)が認められています。

時季変更権とは、事業の正常な運営を妨げる場合において、使用者が従業員の有給取得の時季を変更できる権利である。

出典:コトバンク

つまり、有給休暇の取得は拒否できないけど、取得日を変更させる権限は持っているという事になります。

この権限を知って「うわっ、マジかよ・・・」と思った方もいるのではないでしょうか。僕も初めて知った時はゾッとしました。

しかし、この時季変更権は事業の正常な運営を妨げる場合のみでしか行使できません。

企業は有給休暇の利用者が不在でも事業が正常に運用できるよう最大限の努力をしなければ、時季変更権を行使できないのです。

例えば、有給休暇の利用者が多すぎて事業が正常に運用できない場合などが考えられますよね。

名前だけ聞くとゾッとする時季変更権ですが、そう頻繁には行使できない権限なので、状況を見つつ上手く有給休暇を取得してみましょう。

有給休暇を取得した事で不利益な扱いをするのは禁止

労働基準法では年次有給休暇の利用を理由に労働者へ対し不利益な扱いをするのは禁止されています。

大胆な例でいくと「有給を使ったからボーナス減額ね」というのは立派な労働基準法違反です。

ここまで有給休暇の利用にデメリットが無いのですから、労働者はもっと有給休暇を使うべきだと思いますよ。

それとここからはモラルの話なのですが、時期やプロジェクトの進捗状況などによって、同部署や同チームの人に嫌な顔をされる可能性があるかも・・・と思う方もいるでしょう。

そんな空気の悪い企業やめちまえ!

おっと、言い過ぎましたね。

もしそんな空気の悪い企業があれば、空気をもっとポジティブな方へ持って行って下さい。「有給休暇ってこんなに自由に使えるんだよ!」というのを多くの人に伝えましょう。企業そのものが有給休暇に対してネガティブになっているのはよろしくありません。本当に有望な人材が消えていきます。

有給休暇の取得に理由は要らない

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こちらも勘違いしている人が多いのですが、有給休暇を取得する際に取得理由を伝える必要はないのです。

私用だろうが旅行だろうが病院だろうが結婚式だろうが関係なく「有給休暇を取得する」とだけ伝えれば有給休暇を取得できます

もちろん、退職前の有給休暇も自由に取得できるのです。まぁ、僕はそれでニート生活を楽しんでますけどね。

<参考>
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さいごに

もし不当な扱いをされて自分から主張できない時は、厚生労働省が管轄する労働基準監督署に相談しましょう。労働基準監督署は全都道府県の各市にそれぞれ配備されています。

労働基準法は、すべての企業を同じ条件で運営させるために作られた日本の法律です。たとえ些細であっても違反は違反です。ライバル企業とフェアに戦う為にも労働基準法は遵守するようにしましょう。

見て見ぬフリは、いずれ自分に返ってきますよ。

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